MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

間に合わない夢3

2016-05-05 17:56:00 | 日記

夢は警鐘だというのはもう言われなくても分かっている。何回も見ているというなら、その警鐘に応えればいいだけだ。

今日もいやな夢で目覚めた。午後にいったん内容を忘れてしまったけど夕方になってまたイメージが戻ってきた。どこかに行く翌日の航空便を予約していて、町を歩いている。思春期に住んだ町だ。どこかのダンスホールのような広い店で、むかしバス釣りによく一緒に行った夫婦と会う。お互いに泊っているホテルは違っているんだけど、その店から一緒に帰ることになって車に乗ったんだけど、ぼくはホテルまでの道がわからなくなってしまう。

夫婦はそんなぼくを心配してくれて、その町に今も実際に住んでいる叔父のもとへ行ってくれた。でも、出てきた人は「叔父だ」と言うんだけど、全く似ても似つかないでっぷりした中年男性で、それも真っ裸。ぼくは夫婦の嫁の方に気遣って、テキトーに挨拶してすぐに車に戻った。

すると次はどこかのロビーのようなところだった。狭い空間にクリーム色の三点セットがおかれていて、ぼくは「もう遅いから、君たちのホテルに泊まるよ」って言って、ホテルの電話番号を訊くと、夫はそのとき着ていたガウンの背中を見せる。背中にはホテル名と電話番号が書かれてあった。ぼくはそれを紙にメモしようとするけど、ガウンが古くなって文字が上手く見えない。でも、いつまでも背中を見せてくれている彼に申し訳なく思って、テキトーに数字をメモした。すると、今度はスマホが見つからない。直接スマホに打ち込めばよかったのにと思いながら一生懸命バッグの中や、ソファの上のものをどかして探すんだけど見つからない。

そして夜が更けていく。ぼくはいつの間にか一人で車を運転している。彼らのホテルがその町にある大学の経営するホテルだとわかって、その大学の方に向かうけど、ヘッドライトに照らされる部分だけが見える真っ暗な森へと入っていって、もう着けないなってため息をつき、スマホがなくて翌日の航空便のキャンセルもできないのでお金が足りなくなるんじゃないかと心配になってくる。


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