プールの中にいたコーチに「バタ足の見本見せてください」と言ったら、「じゃあ、真ん中までね」って、きれいなフォームでバタ足を見せてくれた。1枚の青いキック版をぐいぐいと湾曲させて、そこに両手を置き、顔を完全に水の上にあげ、かなりのスピードで真ん中まで進んでいった。体が腕から脚の先まで水平を保って、水の抵抗を最小限にして進んでいた。
プールの真ん中で立ったコーチに、「どうしたらそんなにお尻が浮くんですか」って聞いたら、「浮かすんです」って。
もちろん、今までの信頼関係がある前提で、彼女なりに親愛の情を込めたイヤミだったんだろうけど、ふと頭をよぎったのは、精神を病んだ人の悩みに「こうすればうまくいく」とか、「だれもそんなこと思ってないですよ」とか、簡単に言い切ってしまうと、こんな感じに受け取られるのかなってこと。プールの外で、いろんなケースで自分もそういう受け答えをしているのかもしれない。
ぼくはクロールやキック版ではどうしてもお尻が落ちがちで、それが抵抗になってしまってスピードが出ない。どんな頑張ってもクロールで25mを22秒はかかってしまう。だから、ぼくのプールでの課題は体を水平にして泳ぐこと。だから質問したんだけど、「どうやったらお尻が浮くか」という質問に「浮かすんです」って応えは、本来的に答えになっていない。
「どうしたらそんなに浮くんですか」から「浮かすんです」までの間をイメージすることは、支援者にはとても大事なことだ。
プールの真ん中で立ったコーチに、「どうしたらそんなにお尻が浮くんですか」って聞いたら、「浮かすんです」って。
もちろん、今までの信頼関係がある前提で、彼女なりに親愛の情を込めたイヤミだったんだろうけど、ふと頭をよぎったのは、精神を病んだ人の悩みに「こうすればうまくいく」とか、「だれもそんなこと思ってないですよ」とか、簡単に言い切ってしまうと、こんな感じに受け取られるのかなってこと。プールの外で、いろんなケースで自分もそういう受け答えをしているのかもしれない。
ぼくはクロールやキック版ではどうしてもお尻が落ちがちで、それが抵抗になってしまってスピードが出ない。どんな頑張ってもクロールで25mを22秒はかかってしまう。だから、ぼくのプールでの課題は体を水平にして泳ぐこと。だから質問したんだけど、「どうやったらお尻が浮くか」という質問に「浮かすんです」って応えは、本来的に答えになっていない。
「どうしたらそんなに浮くんですか」から「浮かすんです」までの間をイメージすることは、支援者にはとても大事なことだ。
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