腓骨筋腱炎の痛み

せっかく調子が上がってきたのにひこつ筋腱が痛み始めた。BAの最中に痛みが走って、そのまま手を抜き抜きやっていたのだけど、やっぱりあそこで止めるべきだったかもしれない。ギリギリでスタジオに入ったこともあって、イントラさんになかなか言い出しづらかった。終わってストレッチをしていたら痛みは一度は消えて、そのあとシップしてたんだけど、ちょっと完全な状態には戻っていない。かなりヤバイかも。レースまですでに4週間を切った。いつも練習の中で痛みを発症させて、本番に十分な状態で出られない。ここが市民ランナーの宿命なのかもしれないけど、悔しい気持ちはおさまらない。

今度のレースはこの十何年かのラストランになると思う。今後はもう少し近場のレースにゆったりとした気持ちで出てみたい。いつも同じマラソンでの戦いを挑んできたけど、正直、少しマンネリ化している。まず航空券を買ってホテルを予約してから出場するっていうのが今のぼくには経済的にもかなり苦しくなってきた。それに前日から現地入りして走るというのも体力的にしんどくなってきた。なので、来季から自宅から100キロ以内での日帰りマラソンに挑戦してみるのも悪くはないのではって気持ちが強くなってきた。それにハーフも混ぜて、出場回数を多くしたい。ある友人がそんな感じで走っていて、それがとても好ましく感じられてきた。肩ひじ張らず、完走できなかったら、できなかったことが次のチャレンジのモチベーションになっていくような感じ。ネットでマラソンを探すと本当にたくさんのレースがヒットしてくる。いい時代だ。

たぶん、来年からはすこし暇になってくるはずだ。走って、やりたい仕事に集中して、美味しいお酒を飲みたい。「やれて当然、やれなければムチ」という気持ちが強かったけど、ぼくも少し円熟みをましてきた？　人生、転機は必ず訪れる。始まりは終わりの始まり・・・　すべてはいつかピリオドが打たれる。そんなこんなをすべて受容して、終わりを終わりとせずに、新しい出発できればうれしい。だから、このラストランはいい走りで終えたかった。ひこつ筋腱の痛みが明日どうなっているのか、神様を信じるしかない。