MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

まのび

2011-09-13 20:41:33 | 日記
それぞれがそれぞれの仕事をして、それぞれの関心のあることを楽しんでいる。まあ、そういった生活が何らかの病気で円滑にできていない場合も少なくはないけど・・・

八月の末にとても大変な仕事を終えてから、なんだか気が抜けてしまって、9月から予定していたお勉強がなかなかはかどらない。というか、集中力が切れている。でも、まだ一度しか会ったことないけど、今は同じ学校で同じ勉強をしている人から近況を知らせるメールが届いて、「ああ、こんなことしてたらダメだ」と深いため息が出た。

エリクソンの漸成発達理論に関する研究によれば、第5段階で自己同一性を獲得しようともがくとき、自分の身の回りにモデルになるような人がいるかどうかが重要になってくるという。ぼくは自己同一性の獲得に失敗している人だけど、思春期、青年期を通して、確かにモデルになるような人の存在がなかった。それは、見えなかっただけなのか、本当にいなかったのかは今となってはよくわからないけど・・・。そして、今、いい年こいて、新しい分野で勉強を始めて、まさに四面楚歌、孤軍奮闘なんだけど、勉強を続けるには、自分の回りにお手本にしたくなるような人の存在の重要性をとても強く感じている。

そして、今思うんだけど、アイデンティティ拡散の人は、やはり何かに挑戦するとき、どうしても責任回避や責任転嫁の甘えが生じやすい。ときどき、自分で、自分を許そうとしている自分に気付く。そして、黙々、ひたひたと、自分がやるべきことにまい進している人からの何気ない励ましに、人一倍敏感に反応したりする。オレって、弱い、反省すべきことが多すぎる・・・

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