青梅マラソン、天候には勝てない。

これまで自分がエントリーした青梅マラソンで中止になったのは1度だけ。今回が2回目だけど、ともに除雪不可というのが理由だ。前回は前日夜から降り始め、当日朝に中止が決まった。前夜から青梅の友人宅に泊まらせてもらっていたので、寝てたら友人が教えてくれて、そのまま麻酔をかけられたように昼まで眠ってしまって友人家族に驚かれた記憶がある。疲れがピークで、走らなくていいとわかったら、神経のどこかがプツリと切れてしまったのだろう。

あの年は、仕事が忙しくて毎晩終電で帰ってきていたので、2週間前あたりから帰宅後に5キロ、10キロと走った。真冬の深夜に悲壮感漂わせて走るっているの、見かけた人は異様な印象を持ったに違いない。今回は、この数年、膝・腰・足首・肩と故障続きだったので、1年かけてリハビリするように体を作った。ストイックにやってきて、かなり体調には自信ができたのだけど、天候には勝てなかった。

世の中には、「泣く子と地頭」以外にも勝てないものがたくさんある。大事なのは抗わず、次のチャンスを信じ、また素直に日常に戻っていくこと。陽はまた昇る。