F.C.Liverpoolのサイトで見つけた赤い布地に5つの★とbelieveの写真。すぐにDLして携帯の壁紙にした。believeは信じること。あまり信じあうことがない今の社会では片隅に追いやられた言葉だ。2万人近い人たちが一瞬にして死に、行方不明となったこの国にはこの言葉こそ、今必要のように思える。多くの人は「絆」を叫びながら、がれき処理はイヤだという。「え??」っといった思いがぼくにはある。確かに、すべては東京電力が悪いんだろうけど、ここまで東電にだまされ、東電から利益供与された政治家たちに投票し、原子力で作られた電力を当然のことのように使っていたということへの「責任」はないのだろうか。
リバプールは造船、重工業、貿易で栄え、そして凋落した。この街のクラブは、熱烈さがゆえにヘイゼルの悲劇、ヒルズボロの悲劇といった痛ましい事件も起こし、数あるヨーロッパのフットボールクラブでも異端であり、名前をきくだけで眉を顰める人もいる。でも、忘れたくないのは、暴力的とまで言われるサポータ―の言動の中から紡ぎだされてくる美しい言葉…。なぜなんだ…。
ジャガイモ飢饉で多くの難民がアイルランドから移住してきたこの街の英語は、スカウスといわれる強い訛りがある。口の開き方が少なく、子音はほとんど飲みこまれ、文章の語尾が上がる。リバプールにすこしでも住んだことのある人なら、どこでも彼らを容易に区別できる。でも、言葉に歴史を刻んだリバプールは噛めば噛むほど味がしみ出す。そして、日本人がどこかに忘れてきたものを暗示させる何かがあるような気がしている。F.C.Liverpoolのサポータ―が狂信的と疎まれる裏には、リバプールという街の過酷な歴史と憎しみと絆、そしてプライドが感じられる。
believe。互いを信じあうこと。そして倒れそうなときは支え合うこと。この言葉に込められた深い思いを、ぼくは忘れたくないと思う。
リバプールは造船、重工業、貿易で栄え、そして凋落した。この街のクラブは、熱烈さがゆえにヘイゼルの悲劇、ヒルズボロの悲劇といった痛ましい事件も起こし、数あるヨーロッパのフットボールクラブでも異端であり、名前をきくだけで眉を顰める人もいる。でも、忘れたくないのは、暴力的とまで言われるサポータ―の言動の中から紡ぎだされてくる美しい言葉…。なぜなんだ…。
ジャガイモ飢饉で多くの難民がアイルランドから移住してきたこの街の英語は、スカウスといわれる強い訛りがある。口の開き方が少なく、子音はほとんど飲みこまれ、文章の語尾が上がる。リバプールにすこしでも住んだことのある人なら、どこでも彼らを容易に区別できる。でも、言葉に歴史を刻んだリバプールは噛めば噛むほど味がしみ出す。そして、日本人がどこかに忘れてきたものを暗示させる何かがあるような気がしている。F.C.Liverpoolのサポータ―が狂信的と疎まれる裏には、リバプールという街の過酷な歴史と憎しみと絆、そしてプライドが感じられる。
believe。互いを信じあうこと。そして倒れそうなときは支え合うこと。この言葉に込められた深い思いを、ぼくは忘れたくないと思う。
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