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電子版 長編名作マンガ スマホ普及で販売拡大

2012-01-16 14:44:08 | 報道/ニュース



  1月12日 めざましてれび


  電子書籍の世界で長編の名作が売れ始めている。
  紙の書籍と競合しにくく、
  電子化しやすい古い作品が新しい読者を獲得するという
  電子書籍ならではの売れ方である。

    電子書籍売れ行きランキング(2011年)
     1 グラッブラー刃牙     ‘91~‘99
     2 美味しんぼ        ‘83~
     3 静かなるドン       ‘89~
     4 ゴルゴ13         ‘68~
     5 ジパング         ‘00~‘09
     6 ブッダ           ‘72~‘83
     7 頭文字(イニシャル)D  ‘95~

  多くは名作といわれる長編マンガで、
  ゴルゴ13は‘68年連載開始で、
  月間販売数は3年前の約5倍と急拡大した。
  電子書店イーブックジャパンでは
  2008年にiPhone向け配信、
  2010年アンドロイド端末とiPAD向け配信を始めたが、
  累計販売冊数は2008年10月500万冊から
  2011年1月1000万冊と2年半で倍増している。

  電子書籍マンガの利点は、
  ・1巻あたり400~600円と紙の書籍の7割~8割の値段で買うことが出来る。
  ・本屋に並ばなくなった長編をまとめて買える。
  ・かさばらない。

  秋田書店 高橋宏和取締役
  「力強い線で描かれた絵はデジタル向き。
   バックライトに映えて絵がリアルに見える。」  

  イーブックジャパン 高嶋晃常務
   「ロングセラー、ベストセラーを知らない世代が全く新しい作品として受け止めている。」

 

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