1月12日 めざましてれび
電子書籍の世界で長編の名作が売れ始めている。
紙の書籍と競合しにくく、
電子化しやすい古い作品が新しい読者を獲得するという
電子書籍ならではの売れ方である。
電子書籍売れ行きランキング(2011年)
1 グラッブラー刃牙 ‘91~‘99
2 美味しんぼ ‘83~
3 静かなるドン ‘89~
4 ゴルゴ13 ‘68~
5 ジパング ‘00~‘09
6 ブッダ ‘72~‘83
7 頭文字(イニシャル)D ‘95~
多くは名作といわれる長編マンガで、
ゴルゴ13は‘68年連載開始で、
月間販売数は3年前の約5倍と急拡大した。
電子書店イーブックジャパンでは
2008年にiPhone向け配信、
2010年アンドロイド端末とiPAD向け配信を始めたが、
累計販売冊数は2008年10月500万冊から
2011年1月1000万冊と2年半で倍増している。
電子書籍マンガの利点は、
・1巻あたり400~600円と紙の書籍の7割~8割の値段で買うことが出来る。
・本屋に並ばなくなった長編をまとめて買える。
・かさばらない。
秋田書店 高橋宏和取締役
「力強い線で描かれた絵はデジタル向き。
バックライトに映えて絵がリアルに見える。」
イーブックジャパン 高嶋晃常務
「ロングセラー、ベストセラーを知らない世代が全く新しい作品として受け止めている。」