くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

ダメ出しでお腹いっぱいになる

2020-06-17 23:55:00 | プール&スポーツクラブ
月曜日のこと。

「くるりさーん、クロール泳いでくださーい」

先週木曜日のトレーニング終わりにHくんに予告されていたので、素直に泳ぎますです。この日のために、8回プールで練習しておいたからね!大丈夫のはず!ががが。

「入水角度はいいんですけど、呼吸をするときにもっと体を開いてみてください。そうすると顔をそんなに上げなくても呼吸ができて、軸のブレない泳ぎになります」

「やってみる」

2ヶ月前もこんな感じの展開だった。

「じゃ、僕、補助入れまーす」

あれだ、なぜかすごく疲れるやつ。。。

わたしは右側で4掻きに1回呼吸をする。

わたしの左側に立つHくんがどうしてるのかわからないが、右腕が水面から出ると同時くらいに手首を摑まれて、腕が肩から取れちゃうんじゃないかという勢いで、大きな弧を描いて槍投げよろしくみたいにぶん回される。腕を遠く前の方の水に放り込まれる感じ。

放られるときに優しさはない。これをやられるとなぜか向こう岸に早く辿り着き、そしてやたらと疲れる。呼吸が楽になったとか軸がブレないとかは正直なところわからない。言ってることはわかるし、想像もつく。でもでもでも。

「どうですか?」

「疲れる」

「そうですか?でもいい感じです」

あんまり会話になっていない。この人はわたしに何を求めているんだろう。

続けて、平泳ぎのキック。こちらはもっとだめで、膝を開くなとか、膝から回せとか、内腿でお水を挟めとか、挙げ句、太腿前面の筋肉と足首が固くなってるからストレッチしろだって。

膝は開いているつもりはないし、お姉ちゃん座りの形から回しているつもりだし、お水も腿で挟んでるつもりなんだけど、Hくんのお眼鏡に遠く敵わない。

どうしたもんだか。まあ、考えたって泳げるようにはならない。いずれどうにかなるだろう。やめてしまったらおしまい。続けること。やめないこと
高幡不動尊の池にいたカメ。カメだって上手に泳ぐ。わたしだっていつかはできるはずだ。とりあえず、ストレッチしとく?















天井が動いた!

2020-06-17 18:21:54 | プール&スポーツクラブ
昨日は疲れていたようで、帰りの電車で座ったら眠ってしまった。空いていた電車内は人が沢山立っていて、窓の外は田舎の風景!やっちまったぜ。寝過ごし。

スポーツクラブの営業再開後、6日間プールに通い、休館日1日休んでまた土日と通って、月曜日のプライベートレッスンに備えたのだけれど。結果は散々。ダメ出しでお腹いっぱい。

こんなんでわたしは年内に平泳ぎを完成させられるのだろうかとシュンとしながらレッスン後に1人寂しく練習。

平日22時のプールはさすがに空いていて、ゆっくり泳ぐ人コースでずーっと平泳ぎの女子1名、早く泳ぐ人コースでずーっとクロールの男子1名。そして、初心者コースはわたしだけ。みんな、回遊魚みたいに泳げていいな。

初心者コースは25メートルまでを練習する人が優先なので途中立っても大丈夫。バタフライの練習をしてはいけない。ドルフィンキックは可。わたしは行きはクロール、帰りは平泳ぎのキックで戻るを繰り返した。

そんなに膝を開いているつもりはないんだけど、開いていると言われる。Hくんに教わったことを思い出しながら、膝は腰幅でただ曲げるだけ、お姉ちゃん座りみたいにして膝を中心にして回しながら足の裏でお水を押し出して内腿でお水を挟む。わかってるんだけど、やってるつもりなんだけど、Hくんのお眼鏡に合わない。

最初は膝を曲げたらつま先は外側に向けてキックした方がお水を沢山捕まえられると言っていた。でもそうすると膝は開く。お姉ちゃん座りみたいに曲げるとつま先は内側を向いている気がするのでそう言うとそうはなっていないと言う。わたしの感覚と彼の言葉が合致しない。

Hくんはずっと同じことを言ってるというけれど。でも、違うと思うんだよね。わたしがいつまでも細かなことを覚えているせいかもしれないんだけど。忘れっぽいのにそういうところは忘れない。

なんか、嫌になって今日はもう遊んで帰ろうと、前にHくんがドヤ顔でやっていた仰向けの平泳ぎキックを思い出して挑戦してみた。

あの時わたしもやってみたいと言ったら、くるりさんには無理ですよーとニヤニヤ顔で言われて、実際にやってみたら天井は全く動かないし蹴るほどに水没。本当に無理だった。

でも。月曜日は。天井が動いた。Hくんみたいにすいーっとは行かないけれど、ちょっとずつちょっとずつ天井が動いて向こう岸についた。前みたいにどんどん水没することもなく。 

もしかしてできるんじゃない?わたし。

息継ぎを左から右に変えたらいきなり呼吸ができるようになったみたいに、もしかしたらこれをきっかけにうつ伏せでお姉ちゃん座りキックができるようになるかもしれない。

もしかしてだけど。動かなかった天井が動いたのは本当。1つできることが増えた。今度Hくんに会ったら教えてあげようっと。あー、でも、それじゃなくて普通の練習一生懸命してくださいって言われるそう(^^;)

今朝の水鏡。ちょっと角度を変えてみた。

クルリーイーツは手数料なしでアイスコーヒーお届けしますよ。でも、ポイントはちょうだいね。