お母さんの紙パンツ

実家に着いてみると。何やら家全体が臭い。おしっこ臭い。なんでこんなに臭いんだー(>_<)

お母さんがソファーに座ってぼんやりしている。

おはようと声を掛けると今日はなんだと聞いてくる。

今日は病院だよと言えば、ああ、そうかと返してくる。

着替えてよと言えば、何を着たらいいんでしょ？と尋ねてくる。

お母さん、なんとなくだけれど、おしっこ臭いから全部取り替えてと下着と服一式を渡せば自分で脱ぎ着してくれる。

と。なんと、お母さんは紙おむつをしていた。おそらく、デイサービスで履かされたんだろう。でもきっと、自分が紙パンツを履いていることさえ忘れていたと思う。紙パンツは見るからにおしっこを沢山含んでいる感じ。これが家の臭さの原因かなぁ？

いつから紙パンツをつけているんだろう？そしてこの紙パンツはいつからつけてるんだろう？あんなに嫌がっていたのに。弟のＹは何も言ってなかった。

お手洗いに全く間に合わないというわけではないみたいだけれど、お手洗いにたどり着いても、もたもたして少し間に合わないことあるようだ。

臭いも酷いので紙パンツを使った方がいいだろうと１年前から話していたけれど、本人が嫌がるのと紙パンツを洗濯機に入れられちゃったらどうしようというのもあって見送っていたのだけれど、あっさりハードルは越したのか。

紙パンツを履いている母を見てなんとなく悲しくなった。

今年最後の付き添い

母が６週間毎に認知症と糖尿病の外来診察を受けているので付き添いをしている。今年は今日が最後になる予定。

ちょっと寒いけれど、風もなく良いお天気。うちの別嬪さんが来年の準備をしていた。また良い香りを撒いてくれる。楽しみ。さあ、出掛けるぞ。