くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

スイスイらっこ

2016-07-02 13:50:31 | プール&スポーツクラブ
午前中久しぶりにマイケルとプールへ行った。

今までみたいに、マイケルにプールに連行されているのではないのだ。

先々週から、らっこ泳ぎに手がついて、背泳ぎになっている。

Hくんに手を回しても顔にあんまりお水がかからない方法を教えてもらったし、あとは練習のみなのだ。

立ち止まっているのではないかというくらい遅かったバタ足も、おじいさんおばあさんのクロールくらいには進むようになった。

なぜか背中がすぐに痛くなり、2往復もできなかったバタ足も、今はずいぶん長いこと往復できるようになった。

始めたその日から浮くことはできたけれど、腰が落ち気味だった背浮き。

耳に入る水が気になって、ひたすら低温サウナの腰掛けに耳をあてていた。

長いこと続いた顔の水没と水飲み祭り。

顔に水がかかるのが嫌、髪が濡れるのも嫌、首が濡れるとゾワゾワする。

そういえば、水慣れと称してプール底に置かれた輪っか拾いもやらされて、幼稚園児や小学生のスイミングスクールみたいだった。

そんなわたしが、バタ足6ヶ月、背泳ぎのレッスンを始めて10ヶ月を経てやっと形になった。

それもこれも。おしゃべりで、デリカシーがなく、賢いけれどアホでマヌケな、でも根気強く優しいトレーナーHくんのお陰。くるりさんの上達するの、僕、楽しいです!は本当なんだろう。

途中、全然上達しないから面白くないと言うわたしに、じゃあ、やめちゃいますか?半年前と比べてください、と励まし。

4泳法、どれやりたいですか?どれもやりたくないと拒否。

くるりさん、頑張りましょう!というエールに対し、頑張れって言わないで、頑張りたくないと言えば、くるりさん、頑張らなくていいです、僕と毎週遊びましょうとなだめ。

なんて、手間のかかる教え子だったことか。

背泳ぎができると、プールエリアの窓越しに空が見える。雲が見える。夜は月が見える。

青い空を眺めながらのスイスイらっこは楽しい。

くるりさんが気持ち良さそうに200m泳いでいるのを見ることが、僕の目標。勝手に立てた彼の目標は、きっともうすぐ達成されるよ。