ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

TRIO TR-700GII 無線機その1

2021-08-21 | 無線機

TRIO TR-700GIIのジャンク品が出ていたので懐かしく思い1,200円で購入しました
1975年発売で当時の価格は134,800円という高級品でした。もちろん当然私は買えませんでしたし使用している人をうらやましく思っていました。私は当時固定機とモービル機は1台でSTANDARD SR-C140 1973年 49,500円という小型の水晶を切り替えして使用するトランシーバーを使っていました。

オーディオ機器と違って無線をやっている人はだいたい壊れると分解してあれこれいじるのですが手に負えずジャンク品として出品しているのがほとんどです。汚れはありますがツマミなどはそろっています。できれば内部の部品もそろっているとよいけどこういうのは基板を抜きぬいてあるものがあるのでちょっと心配。

ガラス窓は曇っています。雨に濡れてた?

後ろ ネジなどは錆びていて当然分解した後があり違うネジを使用していたりします。

ヒューズは切れていません。

とりあえずDC13.8Vを入力すると電源は入ります。右側のVFOのランプは切れかかっていますし回しても水晶が無いのに点灯しています。送信すると何となく送信はしているような感じ。

受信の電流は0.71Aで規定値に収まっています。

裏ぶたを取ったところ 埃は結構ありますよく見ると金属のTRは錆びていますし鬼門のTR 2SC460,2SC458は真っ黒です。壊れていれば交換しますが動いていれば交換しません。切り替えスイッチは接触不良が発生していたのか接点復活剤でベトベトになっています。古い機種なので接触不良はどうしようもありません。その他不具合多数・・ショートしていないのがせめてもの救い?

上ぶたを取ったところ  よく見ると色々修理しようとした形跡があります。調整用の小型半固定にも接点復活剤が吹きかけてあり周辺はべたべた状態。各種スイッチ類は接触不良があります。まあジャンク品(ゴミ)ですから・・はてどうしよう時間があったら・・やる気が出るかな?

とりあえずAC電源で使用できるようにします。AC電源はコネクタが無いので直接ハンダ付けしました。

AC電源部分  埃が多かったので清掃しました。コンデンサーは液漏れもなく大丈夫なようです。

電圧をチェックするとずれていたのでVR1で9V,VR2で20Vになるように調整します。

 

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