ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

YAMAHA P2080

2022-01-01 | メインアンプ

あけましておめでとうございます。
いつもくだらない記事を見てくださいましてありがとうございます。
YAMAHA P2080
電源が入るのを確認という(多分ジャンク品)をちょっと高い気もしましたが2,600円で購入しました。最近PA用アンプにはまっています。P2080はコンパクトなPAアンプで出力は8Ωで80W×2,4Ωで125W×2でSTEREO.MONO切り替えができる標準的なPAアンプです。

前面 汚れはありますが目立つ傷はありません。電源は入るというので電源を入れて信号を入れると音が出ません・・・想像していた通りです。

上面 少し錆があります。

裏面 珍しくゴム足が付いています。

ツマミは正常に動きます。

側面 このアンプは強制空冷ではないので放熱用フィンが出ています。さすがに連続出力するアンプなので普通のアンプより大きいです。

裏面 当然ですがXLR,TRSと全てバランス入力です。スピーカー端子の黒いプラスチック部分にヒビが入っているのであとで修正します。

上面パネルを外すと中はけっこうな埃です。PAとしてはシンプルな感じで強力な電源回路といった感じを受けず普通の80W×2のパワーアンプといった感じです。出力にリレーが入っていて保護回路がしっかりしています。

裏面パネルを外すと1枚基板に全て部品が付いています。ハンダの薄いところはやり直しておきます。

ボリュームはNOBLE(帝国通信工業(株))製の良い物を使用しています。

電源用電解コンデンサー(63V 12,000u)は膨らんではいませんでした。

サンケン2SA1491,2SC3855をパラで使用しています。

サンケン2SA1491,2SC3855はこの時代のプリメインアンプによく使われていました。

STEREO.MONO切り替えSWを取り外します。

中は真っ黒です。清掃後接点グリースを塗布しておきます。

音が出ないのはこのリレーの汚れが原因ですので分解清掃します。けっこう小型のリレーです。

清掃後のリレー接点抵抗

L,R=100Hz

L,R=10KHz

L,R=サイン波

完成 アイドリング電流は15mAほどに設定。
残留雑音L=0.17mV,R=0.08mV  周波数特性 L,R=7-70KHz -1db  1W  

キャノン→RCAケーブル (キャノンの端子1番,3番をアースし2番が信号)

セット 雑音やボリュームのガリなどはありません。

試聴中 サンケン2SA1491,2SC3855を使用したパラプッシュの終段なので何となく現代的な明るい軽い音の出方です。個人的にはこういうモールドタイプより古いTO-3型パワートランジスタの音が好きです。

 

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