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「人生で重要なことはたった3つ。どれだけ愛したか。どれだけ優しかったか。どれだけ手放したか」ブッダ

「葉桜と魔笛」太宰治

2024-05-11 16:30:55 | 読書

僕は太宰治の作品が大好きです。

太宰治は文学好きの中でも評価の分かれる作家ですよね。

ある人は、ダザイはくだらない、小学生の作文以下だ、などと言います。

ある人は、いやいや太宰治は天才だ。文学史に永遠に残る作家だ、と言います。

 

言うまでもなく僕は後者です。

 

そして、タイトルの「葉桜と魔笛」は、まさしく太宰治の真骨頂で、

この作品だけでも、太宰治を理解するのには充分ではないか、アンチ太宰の人は是非これを読んでほしい、と思うのです。

あまりにも救いがなく、陰うつなのに、なぜか癒やされる。

そんな作品が書けるのは、後にも先にも、太宰治だけのような気がするのです。

 

久しぶりに読み返しましたが、初めて読んだときの高揚感は変わりません。

素晴らしいと思うんですが。

ただ、あまりに短いので、これだけでは本になりません。

短編集の中を探してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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