伊奈かっぺいさんの「詩」や「お芝居」が昔から好きだった。
初めてというか、それが最後だったけれど観たのは「酔いどれの雪街」という芝居だった。
その演出をされていた牧良介さんが
「高木恭造」さんの一人芝居を栃木県の大谷の洞窟で上演された際にちょっとだけ
かかわらせてもらったこともある。
伊奈かっぺいさんの作品で「無口な二人」という脚本があるのだが
原本がほぼ絶版だろうからここに引用させていただく。
この脚本で、舞台が想像できたら尊敬する。
舞台では見たことがないがテレビでは堺正章と山瀬まみが演じていた。
戯曲(おしばい)
「無口な二人」一幕一景
女 の~
男 ・・・
女 の~
男 ん?
女 の~
男 わ?
女 な!
男 あ?
女 さ~
男 ん?
女 い・・・
男 ふ
女 の?
男 あ
女 く?
女 く?
男 ん・・・
女 の!!
男 く~!
女 て
男 て?
女 て!
男 ん
女 か
男 ん
女 け!
男 く
女 め?
男 め
女 ん・・・
~幕~・・・
意味はここで確認してください。
http://yume-peterpan.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_46af.html
私のもっている本では「津軽だべッ!」に収録されています。絶版だろうなあ。