おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

簡単料理の味方はソース : 白身魚のソーストマト、じゃがいもブロッコリーと卵の温野菜

2009-07-05 16:15:09 | グルメ
7月3日(夕食)

最近、ソースが面白くなった。
肉でも魚でも野菜でも、
はたまた、洋風、和風、中華、エスニックでも、
ソースをあらかじめ用意しておけば、
一見、凝った料理が、驚くほど簡単にできる。

友人のフレンチ・シェフから、ソースの本をもらった。
彼がユニークなのは、醤油と味噌をソースにうまく使っていること。
フレンチというと、もったり、どっしりのソースが苦手で敬遠していたが、
こういう爽やかなフレンチなら、毎日でも食べたいと思った。
それが、私のソース開眼のきっかけ。

シェフから教わったソースのひとつが「ソース・トマト」。
生トマトを玉ねぎとニンニクで煮込んで味噌を入れ、
濾したあと、最後にバターをちょっと落とす。
簡単だけど、実においしいソースだ。

白身魚をこれでやってみたくなったが、
いきなりその気になったので、生トマトの用意がない。

そこで、スパゲッティ用のトマト・ソースを使ってみることに。
うまくいけば、調理時間がグンと短縮できる。
スパゲッティ用は、どろりと煮込んであるので、
ここに赤ワインをドボドボと注ぎこんで伸ばす。
ニンニク味噌を入れる。
ちょっと甘くなってしまったので、普通の味噌も入れる。
う~ん、酸味がほしいと、レモン汁を入れた。
ああ、あと一味。何だろう。そうだ、バルサミコ!!
これで火を通して濾し、最後にバターを落とせばなんとかイケそう。

なんだか、ものすごいインプロバイジング。
何を入れたのか、とても次まで覚えていられないので、
成功したら、きちんとメモしておこう。

白身魚は、片栗粉をつけてソテーしておく。

ナス、カボチャ、トマト、アスパラなどの夏野菜は、
軽くフライパンで焼いて、揚げニンニクを乗せ、
オーブンでチーズ焼きすることにする。

私は野菜食いなので、野菜をもう1品。
先日つくったブロッコリーとジャガイモの温サラダに、
ゆで卵を入れれば、ボリュームが出る。
ソースはレムドレにマヨネーズを入れて、ひと変身。

さて、野菜のチーズ焼きと、ソテーしておいた白身魚をオーブンに入れ、
温めているあいだに、ソースの仕上げ。
下準備しておいたソースをフライパンに入れて、ぐつぐつ・・・・。

ほどよく煮詰まったところで、フライパンから取り出して濾す。
それをフライパンに再び戻して、
最後にバターをほんの1スライス、ポトリ。

さあ、どうだ、と味見したら、
お・お・お・お・おいしい~。
やはりソースは、加熱と最後のバターで決まると再確認。

生トマトから始めると30~40分はかかるソースが、
スパゲッティ・ソースを使うと、5分でできる。
うまくいくかどうかは、できてからのお楽しみだが、
間に合わせの材料を使って、レシピを崩していくのも、
ハラハラ、ドキドキして、また楽しい。

食べ友の本日の評価。
「チョー旨い!」
うれしいね。