MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

大量の絵本とシンプルライフ

2015年12月08日 | 絵本とシンプルライフ
師走に入り、少しずつ大掃除や物の整理を始めました。

我が家は狭いマンション住まいなので、備え付けの収納が少ないというのに、
クローゼットの一部を、絵本の書庫として使っています。

リビングの壁一面に絵本が並んでおり、寝室の隣の部屋の本棚にも絵本があり、
断腸の思いで古本屋に絵本を売ったりもしたというのに、
それでもまだ絵本が収納しきれません。

本当はリビングの本棚も、空間を作ることで、見せる本棚にしたいのですが、
年齢差が6歳もある男女の兄弟がいると、かなり多くの絵本が動くため、
できるだけリビングに多くの絵本を置くよう心掛けています。

狭いマンション住まいで、部屋中絵本だらけとなると、
物だらけの家を想像するかもしれませんが、絵本とおもちゃ以外の物は少なく、
大型家具などもほとんどないため、絵本の量のわりにスッキリ見えます。

私は物の少ないシンプルライフが好きなのですが、絵本はなかなか減らせません。
本当はもう少し減らしたいのですが、私がイマイチだと思う絵本でも、
子どもは好きだったりするので、勝手に減らせないのです。

先日、

「○○の絵本は?」

と息子に聞かれ

「あれは古本屋に売っちゃたの。怖がってあまり読まなかったでしょ?」

と答えたところ、

「もう怖くないよ。今なら読めるのに・・・」

と残念がられ、手持ちの絵本を勝手に手放すことは
子どもにとってはかなりつらいことなのだとわかりました。

最近はあまり読まない絵本やシーズン物の絵本は、
書庫(クローゼット)に移動させ、様子をみるようにしています。

大量に並んだ絵本棚から、子どもたちはよく絵本を手に取って読んでいます。
最近の絵本だけでなく、ずいぶん昔から家にある絵本も・・・

絵本の量が減ったら、掃除もぐっと楽になるでしょうし、
空間もグンと増えると思いますが、今はたくさんの絵本に囲まれる生活を
子どもたちは望んでいるようです。

あと5年もしたら、リビングに並んでいる絵本の量も減り、
書庫に行きの絵本も手放す絵本も、今よりずっと増えると思います。

絵本に囲まれた生活も、そう長くはありません。
子どもたちが喜んで絵本を手に取る姿を見るのもあと数年で、
絵本リビングは、子供が小さいからこそできる、実用的でかわいいインテリアなのです。

物の少ないシンプルライフにもあこがれますが、
嫌でも絵本を厳選せざるを得ない時期が来るので、
今は無理して絵本の量を減らさずに、子どもたちと絵本ライフを楽しみたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 斉藤洋 作 『白狐魔記 洛中の火』 偕成社、2000年。
「息子(小3)の好きな斉藤洋が書いた、歴史物語。寝る前によくリクエストされる。」(37/50 児童書)

★ 谷川俊太郎 『きらきら』 アリス館、****年
「娘(年少)からのリクエスト。冬になると読みたくなる写真絵本。小学校の読み聞かせでもオススメ!」(再読)


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