MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

自宅の書庫スペースを整理

2015年12月10日 | 絵本とシンプルライフ
前回のブログ記事で、自宅書庫のことを少し書きました。(1)

自宅に書庫があるなんていうと、本棚らだけの部屋を一つ作っていると思われるかもしれませんが、
男女の兄弟がいて、狭い3LDKマンションに住んでいる我が家では、
そうした部屋を作ることができません。

なので、書庫というよりは、書庫スペースといったほうがイメージしやすいでしょう。

現在我が家に書庫スペースが3つあるのですが、その中の一つを紹介します。



クローゼットの上に、マンション特有の梁があるのですが、
この棚と梁の間が、本を置くのにピッタリだと思い、書庫として使い始めました。
(始めてもらった原稿料で買った、樋口一葉全集も並んでいます)

最初は私の文学研究の本や、図書館関係の本を置いていたのですが、
絵本が自宅からあふれてしまい、もうほとんど読まなくなった、赤ちゃん絵本も最近は置いています。

(本当は赤ちゃん絵本もリビングに置きたいのですが、苦渋の選択です・・・)

ここの書庫スペースを確保するために、クローゼットの上の棚に置く荷物を極力減らし、
本の置き場を作りました。

衣類と本が同じ空間にあるのは、あまりよくないと思うので、
ここのクローゼットの服は極力少なくし、下には扇風機などのシーズン物も入れてあり
納戸のようなクローゼットになっています。

本当はクローゼットの下に本棚を入れて、もっと本を置きたいのですが、
そうしてしまうと、子ども達がが大きくなったとき、クローゼットが使えなくなってしまうので、
ギュウギュウ入れずに不要なものは処分し、クローゼット内もゆったりとした空間にしてみました。

ここ以外にもあと2か所書庫スペースがあるのですが、
そちらは納戸の収納スペースで、私が最近はあまり読まないけれど、
まだ時々読む本を収納しています。

こうしてみると、かなりの数の絵本が、書庫でなく家の中の本棚にあり、
私の本は書庫にあることが多いです。

書庫スペースには限りがあるので、ここに入りきらなくなった私の本は
古本屋に売ったり、書き込みがあるものは処分するなどしています。

書庫の本を見直すと、自分の中で旬を過ぎた本や雑誌などは思い切って処分し、
もう少し手元におきたい本や迷った本は、素直に手元に置き、様子をみます。

1,2年読まない本は、一生読まないなんて書いてある本もありますが、
そんなことありません。

その本の価値が分かるまでに、時間がかかることもありますし、
その時その時によって、本から学ぶことも変わります。

あと一部屋あったら、本専用部屋が作れたら・・・

と思うことも多いですが、限られた環境の中で、
どうやって本を維持していくかを考えることも、面白いものです。

書庫スペースの本で、手放すか迷っている本に関しては、
もう一度読み直し、まだ読みたいと思ったら保管し、
もう興味がない、心響かないと感じた場合は手放します。

今日も数冊、雑誌と書籍を手放しました。

面倒でも、リサイクルに出す、売る、譲るなどして、
次の行き場を見つける努力は怠りません。

限られたスペースにある本の取捨選択は、いつか私が司書になったとき、
多きに役に立つのでは・・・と想像しながら、今日も本と向き合っています。

※このブログ記事の続きはこちら

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【注】

(1)過去ログ 「大量の絵本とシンプルライフ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 斉藤洋 作 『白狐魔記 洛中の火』 偕成社、2000年。
「息子(小3)のリクエスト。歴史物語の3冊目。長いが寝る前に少しずつ読んでいる。」

★ こんどうりょうへい 作 /かきのきはらまさひろ 構成 /やまもとなおあき 写真 『ひともじえほん』 福音館書店、2011年(こどものとも)。
「ひらがなに興味を持ち始めた娘(年少)のお気に入り。何度もリクエストされる。最近ハードカバー化された。」(再読)