MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

手放した絵本、手元に残した絵本

2015年12月29日 | 絵本とシンプルライフ
昨日大掃除の時に、自宅の書庫スペースに移した絵本の一部を(1)
古本屋へ売りに行きました。

今まで購入してきた絵本を手放すことを、躊躇していた私ですが(2)
新しい本が増え、本の収納スペースがなくなってきたため、
思い切って息子や娘に、少しだけ絵本を手放してもいいか、聞いてみたのです。

この間より、絵本の量が増えています

三人で赤ちゃん絵本を見ながら、意見を言い合ってみました。

すると、娘はもう読んでいない絵本はあっさりと「あかちゃんにあげて」と言い、
息子は昔読んでもらった絵本を見て「捨てないで」と言います。

私は娘と息子の両方に読んだ絵本は、思い入れが強く、
今は読んでいなくても、書庫に保管しておきたいと伝えました。

乳幼児向けの読み聞かせボラなどで、使えそうな絵本が書庫にはありましたが、
ボラ用の絵本を大量に保管していたら、小さめ3LDKのマンションで、
家族4人(男女の年の差兄弟)が、ゆったり住むのは難しいです。

そこで、下記のような絵本が手放す候補に挙がりました。

・娘が赤ちゃんの時に買った絵本で、あまり食いつかなかった絵本。
・娘が赤ちゃんの時に買った絵本で、一時期だけ読み、今では旬を過ぎた絵本。
・世間では人気のある絵本だけれど、息子と娘の食いつきがよくなかった絵本。
・以前から「買って失敗したなぁ」と思っていた絵本。

手元に残す絵本は、子どもたちと何度も読み、思い出が詰まっている絵本と
子どもたちが手放したくないと言っている絵本です。

書庫には何十冊も絵本がありましたが、子どもたちが、
「これなら手放してもいい」という絵本を、6冊手放しました。

「な~んだそれだけ?!」と思われるかもしれませんが、
無理をして、大量に絵本を減らそうとは思いません。

手放す絵本は、あくまで「もういいかな?」という絵本のみです。

今手放さなければ、一生手放せない!ということもありませんし、
書庫でもう少し保管して、様子をみたい絵本もあります。

強引な別れ方をするよりも、気持ちの整理ができてから別れるほうが、
親子ともにしこりが残らなくて、いいのではないかと思うのです。

絵本は私のものというより、子ども達のものですから・・・

手放した絵本の分まで、リビングにある絵本には、
引き続き子どもたちに手に取ってもらえるよう、
見せ方や配置を工夫していきたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「自宅の書庫スペースを整理」 参照。
(2)過去ログ 「大量の絵本とシンプルライフ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ロアルド・ダール 作 /クェンティン・ブレイク 絵 /柳瀬尚紀 訳 『チョコレート工場の秘密』 評論社、2005年。
「毎日小3の息子と少しずつ読んでいる。読むならクェンティン・ブレイクの絵がおすすめ。」

★ パット=ハッチンス 作 /わらなべしげお 訳 『おたんじょうびおめでとう!』 偕成社、1980年。
「『ティッチ』を描いたハッチンスらしい作品。3、4歳の誕生日ぐらいに読んであげたい絵本。」(193/200 絵本)