長

・日清製粉
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060914i411.htm

日清製粉のＣＭが
「飼い主のマナーを定めた神奈川県の条例に反する」
という視聴者のクレームで中止に追いやられた。

神奈川県鎌倉市の七里ヶ浜海岸で撮影された
「放し飼いの大型犬２頭が飼い主のもとへ走り寄る」シーンが
犬を放し飼いしないよう求める県動物愛護管理条例に違反しているからだそうだ。

これを表現の自由の侵害と言わずして何と言うのか。
ＣＭは、その製作の裏に多数のスタッフが関わって作り上げた一つの「作品」であり
それを政治権力が圧力をかけて放送を中止させているのだ。

もちろん消費者金融のＣＭが会社の問題から放送中止されるのは仕方ないことである。
しかしこの場合、日清製粉が社会的な問題を起こしたことによる中止ではなく
ＣＭの内容そのものに政治権力が介入して中止に追い込んでいる。
しかもＣＭ撮影の許可は撮影時、県が出しているのである。
もし不適切だと判断するならなぜ撮影時に許可を出さないと言う判断をしなかったのか。
日清製粉はこのＣＭの制作費と放送によって得られたであろう利益を
不用意に許可を出した神奈川県に損害賠償請求できんのだろうか。

だいたいこのクレームをつけた「視聴者」とやらの意見が正しいなら
神奈川県では犯罪行為が登場するドラマは一切放送できないことになる。
刑事ドラマなどはほぼ毎回誰かが死んでいるから、当然ＮＧ。
アニメの名探偵コ○ンも当然放送中止。
時代劇にいたっては殺人と銃刀法違反のあわせ技一本か。
何度も言うようだがＣＭも立派な一つの「映像作品」であり
そこでは表現の自由が守られて当然だ。

そういえば神奈川県と言えば悪名高き「松沢某」が知事を務めていて
「ゲーム脳」という限りなく黒(エセ科学)に近いと言われる説をふりかざして
ゲームの販売を規制し、表現の自由を踏みにじった「前科」のある県だった。
どうやら神奈川県では表現の自由は存在しないようである。


・ディープインパクト

なんだか怒りの文章を長々と書いてしまいＭ上Ｍ氏化しそうになってしまった。
ディープの追い切りのニュースが朝のニュースショーでも流されているのを
たまたま目撃し「衝撃」を受けた。
競馬どっぷりの私にとって非競馬ファンの間におけるディープ認知度の
程度が全くわからないだけに、非競馬ファン層が視聴者の中心であろう朝のニュースショーで
追い切りの映像が流されているのがすごく意外な感じだったのだ。
個人的には勝って欲しい気持ちはものすごくあるし応援もしている。
レーシングポストなどでは辛口評価らしいが勝ちを大いに期待できる位置にいるのは確か。
もし馬券を買うならディープと毎年のように絡む「地元フランスの3歳」ということで
レイルリンク、マンデジャあたりを組み合わせて。
過去10年来たことのない古馬牝馬のプライド、ウィジャボードあたりは消しで。
誰かかわりにフランスへ馬券買いに行ってくれんかなぁ…。

・mixi上場

新規上場で初日は寄り付かないほどの買い一辺倒だったが
将来的にどれだけ成長するかは疑問で、とりあえず私は買わない(ま、買えないってのもあるが)。
あ、あくまでも個人的見解なんで。

写真は鶏レバーとエリンギのパスタ。