名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

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2013年02月27日 | 石橋守
始発には間に合わなかったものの、5時台の阪急で阪神競馬場へ。
正門前はレギューラーっぽい方々のシートが貼ってあり、数名がいるだけだったので私もそれに習ってシート貼って待機。

ただ晴れてはいるものの雪が舞うような天候で、とにかく寒い。
というわけでシート残して一時的にマクドナルドへ避難して時間を潰し、頃合いを見計らって正門前へ。
結果的にもうちょっと長居しても良かったんだが万が一規制入っちゃって入れませんでしたでは洒落にならんのでちょっと早やめの帰還からの凍えて待機。

定刻通りの開門からのダッシュで6番目の横断幕許可シールをゲット。当日は阪急杯の応援幕もありかなりの激戦、途中でスペースが無くなって断られる方々もいらっしゃる盛況ぶり。


ありがとうありがとう posted by (C)名馬電機社長
この日のために作成した横断幕。


無事幕も張れて、ウイナーズサークルにも場所を確保できたのでもう8割がた本日の作業は終了。
石橋さんの騎乗が12Rのみだったこともあり、個人的にはメインの阪急杯すら前座でしかなく、メインのウイナーズサークルも早々に切り上げて最終レースのパドックへ。
せっかくなので自分の横断幕の後ろで石橋さんの登場を待つ。


石橋守騎手 01石橋守騎手 01 posted by (C)名馬電機社長
パドックに出てきた石橋さん。


パドックに姿を現した瞬間は周囲の関係者と談笑していつもよりリラックスしている雰囲気であったが、騎乗の際はいつもどおりの表情に。
周回しているとパドックのアチラコチラか石橋さんへの声援が飛び交い、沢山の人に愛された騎手だったんだな、ということを改めて実感した。


最後のレースは後方を追走し、ほぼそのまま、という競馬で最後を白星で飾ることはできなかった。
レースを終え、内馬場から地下馬道へ入る手前に差し掛かるとスタンドからは石橋さんへの声援が。すると石橋さんは最後の相棒メイショウカルロの歩を止め、スタンドの方へ向くと帽子を取り、ファンの方へ馬上で一礼。常に関係者やファンに「感謝」という言葉を使ってきた石橋さんらしいラストだったと感じた。


感謝(石橋守騎手 12)感謝(石橋守騎手 12) posted by (C)名馬電機社長
馬上での礼


飯田騎手との合同での引退セレモニーでは松本オーナー、武豊騎手、藤田伸二騎手から花束を受け取った。
そして短い挨拶は「またウイナーズサークルでお会い出来るよう頑張ります。」という力強い言葉で締めくくられた。


宙を舞う石橋さん 02
宙を舞う石橋さん 02 posted by (C)名馬電機社長
胴上げ。


騎手仲間による胴上げの後、ファンのサイン攻めにあう両騎手。
私も横断幕にサインをしてもらい、その際「開業されたら新しいの作って張ります。」と伝えると少し笑ってくださったのが印象的だった。

私の競馬ファン歴はほぼイコール石橋さんを応援歴であり、そんな応援の対象がいなくなった「石橋守騎手のいない競馬」をどう受け止めてどう向き合っていくか自分の中で整理がついていないのが正直なところである。だんだん慣れていくとは思うが、石橋守厩舎がスタートする時まで私もじっくり脚を溜めておくのも悪く無いかなと思ってもいる。

メイショウサムソンをつきっきりで2冠馬に育て上げた石橋さんが調教師として育てた馬と競馬場で、そしてウイナーズサークルで会える日を楽しみに、ひとまずお疲れ様でした。ほんとうにありがとうございました。


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