早いものでもう10月。
というわけで秋のG1シリーズ開幕とともに全頭チェックの季節到来。
当初ここは「香港からくるセイクリットキングダムからいかに相手を絞って買うか」
に重きを置いていたので、回避によってかなりやる気を喪失。
と昨年の記事の冒頭4行をコピペしてみました。
どうもセイクリットキングダムは日本と相性が悪いというか縁が無いみたいである。
・スプリンターズSの前に岩崎なおあき
外国馬の話題が出た所で、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権15」の話。
最後に「見たい」のコーナーまで進んだ栗山英樹氏のモノマネをしていた岩崎なおあきという芸人さん、最初に出てきた瞬間に
「うわ、ついに(世界の)合田さんのモノマネをする人間が出てきたか!」
と思ったのは私だけでしょうか。
服装とか髪型とか目の細さとか顔の丸さとか、合田さんにものすごく似てたと思うんだが。
「解説者」というポジションも似ていることだし
「前から1,2,3,4番手、紫の帽子黄色い勝負服、シィーザスターズ(「シィー」にアクセントを置いて)」とか
「最後の直線のステージ、スコーンと抜け出したのがガリレオ(「グゥァリィレェオ」みたいな感じで発音)!」とか
ぜひマスターしていただきたい所。
もちろん「ヘルシーなマーケット」も外せない。
・スプリンターズS
やっと本題。
とりあえず過去5年の傾向。
・7歳以上【1.0.0.15】。1着はテイクオーバーターゲット。
・休み明け6戦以上【0.0.1.18】。
・休み明けで来るのは前走G1で、かつすでにG1を勝っている馬。
・前走1.0秒以上負け【0.0.0.11】
・勝ち馬は全て前走初角3番手以内。
・来るのは前走重賞のみ。
・サマースプリントが始まった過去3年、サマースプリントシリーズ対象レースで2走以上したうえで馬券になったのはサマースプリントシリーズ対象レース緒戦が休み明けだった馬のみ。
・叩き2走目【1.0.1.11】で馬券になったのはともに北九州記念を叩いてきた3歳馬。
・前走6着以下から巻き返した馬はすでに1200の重賞で勝ち鞍あり。
これだけ過去傾向挙げたらたいてい何かのマイナス要因に引っかかっちゃうものなので参考程度ということで。
・アーバニティ
長期休養明けで、G1馬じゃない点と前走1.0秒負けな点がマイナス。
ただ中山芝1200で【2.0.0.0】とコース相性は良く、またG1で思い切った騎乗をさせたらこの人の右に出る者はいないノリ様鞍上というのは不気味。
・アイルラヴァゲイン
血統や実績から、雨が降ったら多少注意は必要なのかもしれないが、それほど大した降りにならないんじゃないかとみているので消し。
年齢的にも上がり目を求めるのは酷。
・アポロドルチェ
サマーシリーズ3戦して、かつその前に1走叩いているのがマイナス。前走6着以下から巻き返す条件である「1200重賞勝ち」の実績もない。
・アルティマトゥーレ
サマーシリーズで2走でその前に1走叩いているのがマイナス。
確かに前走は強かったし、前走初角3番手以内と過去5年の勝ち馬の条件も兼ね備えている。
近年のスプリント路線は力の抜けた馬がおらず「絶対的な斤量の軽さが勝負の分かれ目」みたいな傾向もあるので牝馬で2キロ貰える点も考慮すれば上位の印を打たざるを得ないか。
・カノヤザクラ
こちらもサマーシリーズ使い込組。昨年よりもローテーション的には1つ少ないものの「サマーシリーズはこちら、スプリンターズSはスリープレスナイト」という厩舎プランがあったと思われ(もちろん明確な目標としては打ち出していなかっただろうが、ある程度暗黙の了解的にそういう空気はあっただろう)サマーシリーズに全力投球な仕上げであったことが想像される。
また坂のあるコースもあまりよくないと思われ、買いづらい。
・キンシャサノキセキ
今年に入ってからの2戦はともに10着と良い所が無い。休み明けが特別得意というわけでもないし、「終わった」と判断してもいいが、この春2戦をともに対抗にしていた身としては
「ここでいきなり無印にした途端邪魔される」→「これからの競馬界で重要なポジションを占めるであろうコーセイと相性が悪くなる」→「私の馬券生活暗黒時代突入」となりかねんのでちょっとヒモではおさえようと思う(「すでに暗黒時代突入している」という声は受け付けない)。「前走初角3番手以内」という勝ち馬条件も満たしているわけだし。
・グランプリエンゼル
春から大きな休みを挟まず使われており、ローテ的にはそろそろおつりが無くなっている頃か(過去傾向的にも「休み明け6戦以上」「サマースプリントシリーズ2走以上している来ない馬の条件」を満たしてしまっている)。
確かに斤量面は有利だが古馬と5キロ差あった前走でも限界を見せた感があるので4キロ差に縮まり、かつ相手がさらに強化される今回は苦戦。
・サンダルフォン
この馬もサマースプリント2戦以上している来ない馬の方のタイプ。またこの春2度使った中山芝1200でともに掲示板にも載れておらず、買い材料はほとんどない。関係ないが今日発売の「Number」におけるミッキーの写真はちょっと笑ってしまった。
・シーニックブラスト
グローバルスプリントチャレンジでここか次の香港スプリントを勝てば100万ドルのボーナスを獲得できる。ただセイクリットキングダムと違い、外国馬好きの私があまりこの馬を買うことに対してテンションが上がっていないのは、脚質と右回り。
香港は右回りのみなので、香港からの遠征馬は直線1000mしか使っていない馬を除けば右回りを経験していることになり回りの心配をしなくていい。しかしこの馬はオーストラリアの馬で、ここまで右回り未経験。一応左回りの競馬は経験しているので「コーナーが曲がれませんでした」ということは無いだろうが。まあそういった諸条件をクリアできれば力の上では、残念なレベルの日本スプリント路線に入れば上位だし、ヨーロッパよりは速い時計の豪州で実績を積んでいる点は評価してよいだろう。
・ソルジャーズソング
春は高松宮記念で3着に入り高配当を提供した同馬。これまでの実績をみると
阪神【0.1.1.5】、中山【1.0.0.1】と直線に急坂のあるコースは平坦コースに比べると成績が落ちるように中山コースはベストとは言えなさそう。
叩き3走目が【2.1.0.0】なので、次走京都のスワンSか京阪杯を使ってくればガツンと勝負したい。
・トレノジュビリー
一応今回挙げた過去5年の傾向では1つのマイナスポイントもない馬。直線平坦の方がよさそうに見えるし、サクラバクシンオー産駒はこのレースで積極的に買いたくは無いんだが、せっかくマイナスポイントが無いわけだし、どうせ人気もないだろうから「鞍上の空気を読まない一発」込みでヒモ荒れの立役者にはならんものかと、ちょっと期待。
・ビービーガルダン
「意外に走っていない叩き2走目」という過去5年の傾向がマイナス点。
中山芝1200は【1.1.1.0】だし、昨年3着なんだから無理に嫌う必要もないが前走鮮やかに勝ち過ぎたおかげで今回は人気しそうなのがちょっと嫌(昨年3着時は6番人気)。
・プレミアムボックス
叩き2走目が過去傾向的にマイナス。
オーシャンS、CBC賞とスプリント重賞を2勝しておりハマった時の強さはあるが、それをG1でもやって、と頼まれて出来る馬とは思いづらい。
中山芝1200では勝ちもあるが、負けも多くコース相性ばっちりです!というわけでもなく積極的買い材料に乏しい。
・マルカフェニックス
サマースプリントシリーズで2戦しているが、今回の出走馬で唯一「シリーズ初戦を休み明けで臨んだ馬」であり「来る方」の条件をクリアしている。というわけで、過去傾向的にはマイナス点は無い。
休み明け3走目は【1.1.0.0】と得意にしているし、初コースの中山も、阪神芝で何度か好走していることから坂が気になるタイプでもないと判断し大きなマイナスではないと見る。
やや重【1.1.1.0】な上に血統がダンスインザダーク×Miswakiと、ラジオたんぱ杯2歳S1着、ダービー3着、JC2着と道悪で力を発揮したザッツザプレンティと同配合ということで、重以上の経験は無いが、「物理的に後方の馬が届かない道悪」にならない限り問題ないだろう。
外枠の差し追い込みは不利なので外枠を引かない事が条件にはなるが。
・ヤマニンエマイユ
単純明快なサウスポーで右回りはマイナス。
・ローレルゲレイロ
高松宮記念とスプリンターズSではコースの違い(回り、直線の坂の有無)もあってか同一カテゴリの春秋G1でありながらあまり直結しないレース。
キングヘイロー産駒の成績をみても「中京芝1200>中山芝1200」という傾向なので春のパフォーマンスをここでもとめるのは酷なのかもしれない。ただ一応G1を勝っている馬であり、前走の惨敗で人気を落とすようならヒモには拾っておく価値はある。
◎マルカフェニックス
○シーニックブラスト
▲アルティマトゥーレ
△ビービーガルダン
注アーバニティ
×キンシャサノキセキ、トレノジュビリー、ローレルゲレイロ
このレースで後ろから行きそうな馬に◎○を打つのは自分でもセンスのある買い方とは思えないが、予想して行ったらこういう結果になっちゃった。
ただ枠順もそれなりに影響するレースだし枠順次第では大幅な印の入れ替えもあるかもしれない。
というわけで秋のG1シリーズ開幕とともに全頭チェックの季節到来。
当初ここは「香港からくるセイクリットキングダムからいかに相手を絞って買うか」
に重きを置いていたので、回避によってかなりやる気を喪失。
と昨年の記事の冒頭4行をコピペしてみました。
どうもセイクリットキングダムは日本と相性が悪いというか縁が無いみたいである。
・スプリンターズSの前に岩崎なおあき
外国馬の話題が出た所で、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権15」の話。
最後に「見たい」のコーナーまで進んだ栗山英樹氏のモノマネをしていた岩崎なおあきという芸人さん、最初に出てきた瞬間に
「うわ、ついに(世界の)合田さんのモノマネをする人間が出てきたか!」
と思ったのは私だけでしょうか。
服装とか髪型とか目の細さとか顔の丸さとか、合田さんにものすごく似てたと思うんだが。
「解説者」というポジションも似ていることだし
「前から1,2,3,4番手、紫の帽子黄色い勝負服、シィーザスターズ(「シィー」にアクセントを置いて)」とか
「最後の直線のステージ、スコーンと抜け出したのがガリレオ(「グゥァリィレェオ」みたいな感じで発音)!」とか
ぜひマスターしていただきたい所。
もちろん「ヘルシーなマーケット」も外せない。
・スプリンターズS
やっと本題。
とりあえず過去5年の傾向。
・7歳以上【1.0.0.15】。1着はテイクオーバーターゲット。
・休み明け6戦以上【0.0.1.18】。
・休み明けで来るのは前走G1で、かつすでにG1を勝っている馬。
・前走1.0秒以上負け【0.0.0.11】
・勝ち馬は全て前走初角3番手以内。
・来るのは前走重賞のみ。
・サマースプリントが始まった過去3年、サマースプリントシリーズ対象レースで2走以上したうえで馬券になったのはサマースプリントシリーズ対象レース緒戦が休み明けだった馬のみ。
・叩き2走目【1.0.1.11】で馬券になったのはともに北九州記念を叩いてきた3歳馬。
・前走6着以下から巻き返した馬はすでに1200の重賞で勝ち鞍あり。
これだけ過去傾向挙げたらたいてい何かのマイナス要因に引っかかっちゃうものなので参考程度ということで。
・アーバニティ
長期休養明けで、G1馬じゃない点と前走1.0秒負けな点がマイナス。
ただ中山芝1200で【2.0.0.0】とコース相性は良く、またG1で思い切った騎乗をさせたらこの人の右に出る者はいないノリ様鞍上というのは不気味。
・アイルラヴァゲイン
血統や実績から、雨が降ったら多少注意は必要なのかもしれないが、それほど大した降りにならないんじゃないかとみているので消し。
年齢的にも上がり目を求めるのは酷。
・アポロドルチェ
サマーシリーズ3戦して、かつその前に1走叩いているのがマイナス。前走6着以下から巻き返す条件である「1200重賞勝ち」の実績もない。
・アルティマトゥーレ
サマーシリーズで2走でその前に1走叩いているのがマイナス。
確かに前走は強かったし、前走初角3番手以内と過去5年の勝ち馬の条件も兼ね備えている。
近年のスプリント路線は力の抜けた馬がおらず「絶対的な斤量の軽さが勝負の分かれ目」みたいな傾向もあるので牝馬で2キロ貰える点も考慮すれば上位の印を打たざるを得ないか。
・カノヤザクラ
こちらもサマーシリーズ使い込組。昨年よりもローテーション的には1つ少ないものの「サマーシリーズはこちら、スプリンターズSはスリープレスナイト」という厩舎プランがあったと思われ(もちろん明確な目標としては打ち出していなかっただろうが、ある程度暗黙の了解的にそういう空気はあっただろう)サマーシリーズに全力投球な仕上げであったことが想像される。
また坂のあるコースもあまりよくないと思われ、買いづらい。
・キンシャサノキセキ
今年に入ってからの2戦はともに10着と良い所が無い。休み明けが特別得意というわけでもないし、「終わった」と判断してもいいが、この春2戦をともに対抗にしていた身としては
「ここでいきなり無印にした途端邪魔される」→「これからの競馬界で重要なポジションを占めるであろうコーセイと相性が悪くなる」→「私の馬券生活暗黒時代突入」となりかねんのでちょっとヒモではおさえようと思う(「すでに暗黒時代突入している」という声は受け付けない)。「前走初角3番手以内」という勝ち馬条件も満たしているわけだし。
・グランプリエンゼル
春から大きな休みを挟まず使われており、ローテ的にはそろそろおつりが無くなっている頃か(過去傾向的にも「休み明け6戦以上」「サマースプリントシリーズ2走以上している来ない馬の条件」を満たしてしまっている)。
確かに斤量面は有利だが古馬と5キロ差あった前走でも限界を見せた感があるので4キロ差に縮まり、かつ相手がさらに強化される今回は苦戦。
・サンダルフォン
この馬もサマースプリント2戦以上している来ない馬の方のタイプ。またこの春2度使った中山芝1200でともに掲示板にも載れておらず、買い材料はほとんどない。関係ないが今日発売の「Number」におけるミッキーの写真はちょっと笑ってしまった。
・シーニックブラスト
グローバルスプリントチャレンジでここか次の香港スプリントを勝てば100万ドルのボーナスを獲得できる。ただセイクリットキングダムと違い、外国馬好きの私があまりこの馬を買うことに対してテンションが上がっていないのは、脚質と右回り。
香港は右回りのみなので、香港からの遠征馬は直線1000mしか使っていない馬を除けば右回りを経験していることになり回りの心配をしなくていい。しかしこの馬はオーストラリアの馬で、ここまで右回り未経験。一応左回りの競馬は経験しているので「コーナーが曲がれませんでした」ということは無いだろうが。まあそういった諸条件をクリアできれば力の上では、残念なレベルの日本スプリント路線に入れば上位だし、ヨーロッパよりは速い時計の豪州で実績を積んでいる点は評価してよいだろう。
・ソルジャーズソング
春は高松宮記念で3着に入り高配当を提供した同馬。これまでの実績をみると
阪神【0.1.1.5】、中山【1.0.0.1】と直線に急坂のあるコースは平坦コースに比べると成績が落ちるように中山コースはベストとは言えなさそう。
叩き3走目が【2.1.0.0】なので、次走京都のスワンSか京阪杯を使ってくればガツンと勝負したい。
・トレノジュビリー
一応今回挙げた過去5年の傾向では1つのマイナスポイントもない馬。直線平坦の方がよさそうに見えるし、サクラバクシンオー産駒はこのレースで積極的に買いたくは無いんだが、せっかくマイナスポイントが無いわけだし、どうせ人気もないだろうから「鞍上の空気を読まない一発」込みでヒモ荒れの立役者にはならんものかと、ちょっと期待。
・ビービーガルダン
「意外に走っていない叩き2走目」という過去5年の傾向がマイナス点。
中山芝1200は【1.1.1.0】だし、昨年3着なんだから無理に嫌う必要もないが前走鮮やかに勝ち過ぎたおかげで今回は人気しそうなのがちょっと嫌(昨年3着時は6番人気)。
・プレミアムボックス
叩き2走目が過去傾向的にマイナス。
オーシャンS、CBC賞とスプリント重賞を2勝しておりハマった時の強さはあるが、それをG1でもやって、と頼まれて出来る馬とは思いづらい。
中山芝1200では勝ちもあるが、負けも多くコース相性ばっちりです!というわけでもなく積極的買い材料に乏しい。
・マルカフェニックス
サマースプリントシリーズで2戦しているが、今回の出走馬で唯一「シリーズ初戦を休み明けで臨んだ馬」であり「来る方」の条件をクリアしている。というわけで、過去傾向的にはマイナス点は無い。
休み明け3走目は【1.1.0.0】と得意にしているし、初コースの中山も、阪神芝で何度か好走していることから坂が気になるタイプでもないと判断し大きなマイナスではないと見る。
やや重【1.1.1.0】な上に血統がダンスインザダーク×Miswakiと、ラジオたんぱ杯2歳S1着、ダービー3着、JC2着と道悪で力を発揮したザッツザプレンティと同配合ということで、重以上の経験は無いが、「物理的に後方の馬が届かない道悪」にならない限り問題ないだろう。
外枠の差し追い込みは不利なので外枠を引かない事が条件にはなるが。
・ヤマニンエマイユ
単純明快なサウスポーで右回りはマイナス。
・ローレルゲレイロ
高松宮記念とスプリンターズSではコースの違い(回り、直線の坂の有無)もあってか同一カテゴリの春秋G1でありながらあまり直結しないレース。
キングヘイロー産駒の成績をみても「中京芝1200>中山芝1200」という傾向なので春のパフォーマンスをここでもとめるのは酷なのかもしれない。ただ一応G1を勝っている馬であり、前走の惨敗で人気を落とすようならヒモには拾っておく価値はある。
◎マルカフェニックス
○シーニックブラスト
▲アルティマトゥーレ
△ビービーガルダン
注アーバニティ
×キンシャサノキセキ、トレノジュビリー、ローレルゲレイロ
このレースで後ろから行きそうな馬に◎○を打つのは自分でもセンスのある買い方とは思えないが、予想して行ったらこういう結果になっちゃった。
ただ枠順もそれなりに影響するレースだし枠順次第では大幅な印の入れ替えもあるかもしれない。