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ロンドンから徒然に

ジャンル

2011-12-12 | 音楽
 大昔に柄にもなくいわゆる“ダンス・ミュージック”系のコンピレーション・アルバムを企画したことがあります。その頃はもちろん日本に住んでいたのですが、ディレクターにイギリス人を使い、ビッグネームのメンバーも入れた新録も数曲入れ、マスタリングまでロンドンでやってしまおうという企画です。

 6枚のアルバムを制作したので、最初にまずどんなジャンルを取り入れようかという話になったのですが、いやはやその当時でさえこの分野の細かいジャンル分けに辟易しました。僕なんか正直リスナーとしての立場から言えば、ロックとポップスの区別さえ必要なく聴いているもので(笑)

 その頃から早20年近く。この分野のその間の“進歩”はめまぐるしく、もう僕なんか理解不可能なくらいの細別化され、名前を聞いてもどんな音楽か頭に浮かびません。

 先日ジェイムス・ブレイクJames Blakeのライヴに行きました。会場となったForumは一番上まで超満員。改めて人気の凄さを実感しました。




 そもそもロックやポップスのファンからすれば、ダブステップやグライムといった2ステップ系のジャンルの、ノリの重点が複数ある曲に対しては(すみません、この時点で既にこの解釈にクレームを付けたいダンス・ミュージック系ファンがいるかもしれませんが)嫌悪感を覚える人と新鮮に感じる人に分かれると思うのですが、彼の音楽はそのあたりのオーソドックスなものともまた違って面白かったです。

 それにしても、このリズムに乗って踊るのって相当複雑なリズム感がいると思うのですが、皆器用ですねぇ。感心します。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケイ)
2011-12-13 16:03:34
行かれたんですね。
わたしにとっては、衝撃的でした。
スガさんも、世界ではじめてじゃないかって
ブログにありましたが。。

イギリスでは、踊ってましたか?
ちょっとノリにくいですよね。
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Unknown (Max)
2011-12-15 22:59:22
ビートが一箇所の単純なノリではないので踊りにくいと普通思うんですけどね。でも、色んな音楽があるのはやっぱり楽しいですよ。
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