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ロンドンから徒然に

やっと牡蠣

2009-03-01 | 日常
 昨日書いたU2のルーフトップ・コンサートと比べるつもりはないのですが、思い出したことがあります。
 有名デパートHarrodsでのことですが、エスカレータを使っていると生の歌声が響いてくるのです。声のする方向に視線をやると、踊り場から覗くドレス姿の女性が。全てのフロアに聞こえるような朗々たる発声でオペラの楽曲を歌っていました。さすがに高級デパートらしい演出ですね。



 ハロッズには時々行くのですが、大抵は1階のフード・ホールに立ち寄ることが多く、ずらりと並んだ肉や魚やチーズを見て楽しみます。もっとも、眺めるだけで終わることが多いので、あまり良いお客とは言えません。
 ほんのちょっと貢献しているとすれば、たまにオイスター・バーに昼食代わりに立ち寄るくらいかな。



 実は牡蠣は大好物で、冬になればよく食べるのですが、今年はずっと控えていました。
 何しろ先月から今月(あぁ、もう2月も終わりだ)にかけてやけに忙しく、出張や打合せの予定が混み合っていたところに、展示会でこちらに来られた日本人の方から牡蠣にあたったという話を何回も聞かされて、用心していたのです。
 幸いなことに今まで一度もそういう経験はないのですが、忙しさで疲れて体調も思わしくなかったので、念には念をと珍しく慎重に構えていました。



 ところで日本では真牡蠣、岩牡蠣あたりがポピュラーですが、実際には色んな種類がありますね。昔NYのセントラル・ステーションの地下にあるオイスター・バーでひとつずつ違う種類のものを適当に頼んだら、人間の手ほどの大きさのものが出てきて焦ってしまったことがあります。それに同じ種類でも姿形が微妙に異なりますよね。他のものにくっついて成長するので当然と言えば当然ですが。
 日本で変形の野菜が安く売られて人気というのをニュースで聞きましたが、牡蠣に適用するのは無理そうですね(笑)日本のメニューから消えてしまう前に、今度は牡蠣フライを食べに帰国したい!

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