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ロンドンから徒然に

ヴィクトリア朝の水道管

2009-08-30 | 日常
 東京では新宿のホテルに泊まっていました。高層ビル群は太陽の動きでも様相を変えて見え、それらに見下ろされていると、時々現実感が希薄になり、まるでSF映画の中にとりこまれたような気がすることがありました。



 ロンドンに戻ってホッとする気がするのは、落ち着いた色の、あまり背丈もない古い建物の中で暮らせるからかなとも思っています。
 もちろん古いなりに不便なことも多々ありますが、このあたりのことはこれまで何度も書いてきたので、今日はやめておきます。

 ところで古いのはなにも建物だけではなく、こんなところにもありました。
 この頃あちこちでやけに車が渋滞しているのですが、その理由は道路工事。なにやら水道管の取り替えみたいです。説明を読むと“ヴィクトリア朝時代の水道管を取り替えています”



 ヴィクトリア朝って1837年から1901年なわけですから、日本で言うと天保から明治にかけてってところでしょうか。その頃の水道管かぁ、そう言えば時々水道管が破裂して道路が水浸しになっているのを見るわけだ。

 同じく古い地下鉄の線路の取り替え工事と合わせて、しばらくは交通の不便を我慢しなければいけないみたいです。

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