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ロンドンから徒然に

屋上庭園

2010-09-22 | 旅・イベント
 前回書いたBT Towerを眺めたビルですが、実はOpen Houseの初日にここを訪ねる予定だったんです。ところがホームページに書かれていた地図の詳細が間違っていて、どうしても見つけ出すことができずに翌日出直しとなりました。
 ところがさらにもうひとつ大きな間違い。最後の見学ツアーが午後3時と書かれているにもかかわらず、それもホームページの間違いで、2時が最終回だというのです。

 これを知らされたのがそこを訪ねた3時少し前。そうなんです。最後のツアーに間に合うように計画したにもかかわらず、また空振りに終わりそうだったんです。実際僕の目の前で何人かの人が同じ説明を受け、諦めて引き上げていました。

 Open Houseの係員に、「実はね...」と前日も地図の間違いで来られなかったことを説明していたら、それを横で聞いていたビルの係員が、「じゃ、特別にQuick Tourをやってあげる」ということで、なんと個人的に最上階まで連れていってくれました。
 ルールに囚われない“いい加減さ”も、こういった方面に出ると嬉しいですね(笑)

 そこはまだ机も設えられていない広大なオフィス空間で、まるでアメリカ映画の主人公になった気分で窓外の景色を眺めた次第です。そこのバルコニーから撮ったのが前回載せた写真というわけです。 
 ちなみにそのバルコニーには小さな庭園がありました(まだあまり手入れされている様子はなかったですが)。



 そうだ、屋上庭園と言えば、もう一ヶ所面白いところを訪ねたんです。
 KensingtonにあるRoof Gardens。ここは割と知名度も高く、Virginグループの経営しているレストランなんですが、ランチの準備が始まる前の午前8時から11時までの間をOpen Houseに開放したというわけです。

 ビルの屋上とはいえ、とにかく広いんです。そこに日本やスペイン、中東っぽい雰囲気まで模して、池の中にはフラミンゴまでいます。多少人工っぽさに過ぎるところはありますが、そこを割り切るならすごく楽しいパーティが催せると思います。





 残念なことにこの日は朝から曇りがちで肌寒くさえあり、せっかくの屋上での開放感を満開で味わうというわけにはいきませんでした。でも、これがもう少し前の夏の日なら、きっとその素晴らしさは倍増したでしょうね。

 それにしても壁を這う葉が赤くなっているのを見て、いよいよ秋の到来を感じました。本当に時の経つのは早い。
 「夏」休みを取るために頑張っています。