気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

寒い日のポトフ

2009-02-21 20:26:09 | yaplogから

昨日から台風並みの大荒れで、
強風のため交通機関にかなりの影響が出ているとか。
我が家も屋根がはがれるかと心配してしまうくらい揺れていました。

今日は風は止みましたが、
それでも冬に逆戻りした感じで、気温は低い1日でした。

そんな寒い日はポトフでも食べましょう。
朝から鶏ガラスープを煮込んでいたので、いいお出汁が出ています。

『肉の若葉』で買ってきた鶏ガラには身がたっぷり付いていたので、
大きく切った野菜と一緒に鶏ガラも使いました。

ポトフって、本当はスープ・野菜・お肉を別々のお皿で供するものだとか。
(フレンチのルーツはポトフなのだそうです。)

でも、洗い物が増えるので、当然1皿に「全部乗せ」です。
(だったらポトフとは言わないか?)

ざく切りしたキャベツも大きく切った大根もスープを吸い込んでうまうまでした。
あったまったなー。


おやつは五城目の松月堂さんの酒饅頭です。

五城目町には2軒の造り酒屋さんがあったのですが、
『秋田山』は廃業してしまったので、今は『福禄寿』しか残っていません。
その『福禄寿』の酒粕を使っているようです。

酒饅頭はノスタルジーを感じるお菓子です。
昔、秋田駅構内にマルシメ鎌田と言う酒饅頭のお店があって、
蒸し器に入れられて、
ホワホワ湯気が上がっている紅白の小さなお饅頭は、
とても美味しかったという記憶があるのです。
お店がなくなってどのくらい経つかしら?

父が秋田市に仕事で行った帰りに買ってきてくれるそのお饅頭は、
子供の頃の大好きなお土産でした。
経木に包まれ、電車に揺られ、
五城目に着く頃には冷めてしまっていたので、
それをストーブの上で焼いて食べたのです。

焼くことで皮がカリッとして香ばしくなり、
ますますお酒の香りが強くなったお饅頭の美味しかったこと。
程よい甘さの漉し餡もお気に入りでした。

その味が懐かしくて、オーブントースターでちょっと焼いて食べてみました。
(焼きが少し足りなかったなー。)

ごちそうさまでした。