まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

戦争・原爆を描いた子どもの本の展示

2015-06-25 15:59:18 | 文庫のページ
ちょっと戦争のことを考えてみよう!②
 『アンネの木』 イレーネ・コーエン=ジャンカ/マウリツィオ・A.C・クゥアレーロ 
                        くもん出版2010
 アンネたちが2年間住んだ隠れ家の裏に古いマロニエの木がありました。自由を奪われた生活の中でアンネが何を考えどう生きていたかを、その木は静かに語ります。『アンネの日記』を書いたアンネについて知ることができる絵本。
 『おとうさんのちず』 ユリ・シュルヴィッツ あすなろ書房2009
 戦争中の、自分の少年時代の物語。パンを買わずに地図を買ってきた父親の話。
 『ながいながい旅 エストニアからのがれた少女』
          ローセ・ラーゲルクランツ/イロン・ヴィークランド 岩波書店2008
 戦争中、スウェーデンに亡命したイロンの少女時代の物語。
 『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』 ルイーズ・ボーデン/アラン・ドラモンド 
                         岩波書店2006
 H.A.レイ夫妻が1940年6月、戦争中のパリから自転車で脱出し、列車を乗り継いでリスボンへ。それから船でアメリカに無事にたどりつくまでの4ヶ月の旅の話です。荷物の中には「おさるのジョージ」の原稿も入っていました。
 松谷みよ子の作品 
 直樹とゆう子の物語『ふたりのイーダ』1976
              『私のアンネ=フランク』1979
 講談社
 直樹とゆう子が原爆やアウシュビッツや戦争という問題に向き合いながら成長していく物語。
 いぬいとみこの作品
 『木かげの家の小人たち』1959 福音館書店
 戦争中、イギリス生まれの小人たちのためにコップ一杯のミルクを運ぶ森山家の人々の物語。
 『光の消えた日』1978 岩波書店
 主人公は柳井市(山口県)の戦時保育園で働く20代の保母。1945年8月6日の広島の閃光を見た彼女は26年後、柳井と広島を訪ねます。作者の半自伝的作品。
 朽木 祥の作品
 『八月の光』 2012 偕成社
 『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』2013 講談社
 作者は1957年、広島生まれの被爆2世。
 ドラ・ド・ヨングの作品
 『あらしの前』1943(日本1951)
 『あらしのあと』1947(日本1952)
 岩波少年文庫
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