まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

ご支援をくださった皆様へ

2011-04-26 13:40:49 | 文庫のページ
ご報告(4月26日)
 4月14日に震災を受けた子どもたちへのご支援をお願いしたところ、文房具・絵本・おりがみ・そして思いもかけない活動資金のご提供など、全国各地からたくさんのご支援をいただきました。心からお礼申し上げます。
 今日は、私たちのこれまでの動きと、これからどのような方向で活動していこうとしているかなどをご報告したいと思います。
 皆さんからお預かりしたのは、あやとりの紐(500本)・絵本や児童書やあやとりの本(合計700冊ぐらい)・ぬいぐるみ等のお人形(20個ぐらい)・シャープペンシルや鉛筆と色鉛筆・ぬり絵・おりがみ・お手玉・びゅんびゅんゴマなどです。文庫に来てくださっている12名の女性たちと話し合って、避難所のお年寄りと子どもたちとの交流の手助けになるかもしれないと、びゅんびゅんゴマやお手玉をもっとたくさん作り、子ども用のあやとりの紐も用意することにして、19日(火)から準備作業を始めました。
 24日(日)は若林区と宮城野区の避難所を回り、それぞれの避難所がどんなことを求めているかを聞きました。震災から1ヶ月半がたちましたので、小さな子を持つ家庭の多くはアパートなどに移っていることが分かりました。それでも各避難所にはまだ小中学生が何人も残っています。そこで私たちの文庫は、ひとりひとりの子どもたちに1・2冊の絵本と文房具を、お手玉やあやとりの紐などのあそびの道具は一緒に遊びながら(あそびの会を開いて子どもや大人に集まってもらい)手渡すという形でかかわっていくことにしました。
 最初のあそびの会は25日(月)に七郷市民センターで行いました。これを皮切りに各避難所を回ります。27日(水)には塩釜の保育所の方と会って小さな子たちの支援の仕方をうかがいます。そして、ここでの話を参考に近隣の保育所などとのかかわり方を決めていきます。校舎が使えなくなって別の学校に間借りをして授業をしている小学校(3校)には、まとめてたくさんの本とあそびの道具を届けたいと考えていますが、これは28日以降になります。
 具体的な動きはまだまだこれからですが、上記のような予定で皆さんからいただいた支援の気持ちを届けます。活動がもう少し進みましたら、またご報告いたします。(松尾福子)
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