まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

3月 寄贈本の紹介

2014-03-12 16:29:26 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます!
◆内田麟太郎さんから新刊の絵本を2冊いただきました。
『さっちゃんのてぶくろ』 内田麟太郎/つちだのぶこ 金の星社
 寒くててぶくろがてぶくろをほしがる愉快な話です。
『タコのたこきちくん』 内田麟太郎/西村繁男 小学館
 内田さんと西村さんのおふたりの絵本はいつも遊び心がいっぱいで、ゆかいです。窮地に立たされたタコのたこきちくんが『たこたこあがれ』のたこあげの歌を聞くと、なんとやっこだこのように空に上がっていきます。おかげでみんなを助けることができたたこきちくんです。
◆朝日新聞の「子どもの本棚」で毎月、新刊本の紹介をしている汐順子さんからいただきました。
『プーと私』 石井桃子 河出書房新社
 これまで単行本で読めなかった石井さんの貴重な文章が3冊シリーズで本になりました。これが3冊目です。『家と庭と犬とねこ』『みがけば光る』も、以前汐さんに寄贈していただきました。
◆福岡県春日市で文庫をなさっている徳永明子さんからいただきました。
ふるさとお話の旅 福岡 筑紫ん国のおもしろか話野村純一監修 徳永明子編 星の環会
 2月、九州に行ったとき、徳永さんにお会いし、筑紫弁でこの本の中の「ものいう亀」と「ねずみ経」をを語っていただきました。初めて筑紫弁の味わい深い語りをお聞きしました。
◆角田市にお住いの児童文学者堀米薫さんから新刊の本をいただきました。
『思い出をレスキューせよ!“記憶をつなぐ”被災地の紙本・書籍保存修復士 堀米薫 くもん出版
 震災後、名取の宮城県農業高等学校を取材して書いた『命のバトン』に続く、堀米さんの2冊目のノンフィクションです。大船渡市に住む金野聡子さんは震災の時「紙本・書籍保存修復士」「製本家」として、大切な思い出の品であり、生きたあかしでもある写真を修復し、その人に届けるというとても大変な仕事にかかわりました。その活動の様子がたくさんの写真とともに紹介されています。また紙本・書籍修復士になるまでの金野さんの長い道のりについても感動的に語られています。
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