まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

寄贈本と新しく買った本 7月

2018-07-14 13:10:42 | 文庫のページ
寄贈本  ありがとうございます
大府の藤本千佳子さんからいただきました。
『お話とともに育つ喜び』 下澤いづみ 風媒社 2018
 下澤さんは1980年代後半から、仲間とおはなしのサークルを結成し、図書館や小学校、児童館、幼稚園、保育園などでお話を届ける活動をなさっています。現在は名古屋で活動しています。おはなしの会の講師もつとめていらっしゃって、藤本さんも下澤さんの講習を受けて語りを始めました。
 これは2005年5月から2017年3月まで月1回発行していた「おはなし通信」1号~150号をまとめた本です。子どもやおはなしに誠実に向き合う下澤さんの姿から、大きな学びをいただける本です。

新しく買った本
『絵で読む 子どもと祭り』 
                      西村繁男 たくさんのふしぎ2018年7月号 福音館書店
 季節も地域も祭りの種類も違う全国のお祭りが9つ紹介されています。どれも子どもたちが活躍するお祭りです。
 長浜曳山祭り(滋賀県長浜市)では「曳山」と呼ばれる山車の上で本格的な歌舞伎が演じられるのですが、演じるのは子どもたちです。鳥取市の宝木の菖蒲綱、松本市の三九郎など、どれも興味深いお祭りばかりです。祭りを通して、地域の伝統や習わしなど大切なことが子どもたちに伝えられていきます。
 たくさんの人でにぎわう祭りの様子が、西村さんの絵から伝わります。4年かけてできあがった本です。
『ヴァージニア・リー・バートンの世界』
                      ギャラリーエークワッド(編) 小学館 2018
 『ちいさいおうち』で知られる絵本作家バートンの絵本に込められた思いや、28年間続いた「フォリーコーブ・デザイナーズ」の活動など、59歳で亡くなったバートンの生涯を、たくさんの絵本の原画や写真や資料で紹介した本です。
 「フォリーコーブ・デザイナーズ」の活動は興味深く、バートンのデザインした模様の美しさには息をのみます。
 昨年、東京竹中工務店1階ギャラリーで開催されたバートンの展示会は、その後青森県美術館、銀座教文館などでも開催されました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏の特別おはなし会を終えて | トップ | レンゲの会とその他のお知らせ »

コメントを投稿

文庫のページ」カテゴリの最新記事