まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

お知らせ 10月下旬号

2018-10-24 17:52:34 | 文庫のページ
文庫の登録者 のべ1万人を達成!
    ありがとうございます

 10月20日(土)の文庫の日、1万人目のお友だちが登録してくれました。3歳の「じついけいた」君です。お母さんのおなかにいるときから文庫に来ているけいた君。生まれてからもずっと来ていますが、これまではお母さんのカードで借りていました。これからはけいたくんのカードで借りてもらえそうでうれしいです。この日は、赤ちゃんの頃から大好きだった『ぽつ ぽつ ぽつ』(増田純子 福音館書店)を借りてくれました。ありがとう。
 毎年4月に登録の書き換えをしているので、何年も来ている人は何回も登録していることになります。だからのべ1万人なのですが、それでも小さな文庫にこんなにたくさんの方が登録してくださったことはうれしく、ありがたいことだと思っています。
 文庫のことを知らないお友だちがいたら、どうぞ教えてあげてください。新しいお友だちとの出会いを楽しみにしているおばさんからのお願いです。

秋の特別おはなし会 12月1日(土)3:30
 子どもも大人も、初めての人も、だれでもおはなしを覚えて語ることができます。
 たくさんの人の語りを楽しめるとうれしいです。どうぞ語りに来てください。
 ○○○○語ってくれる人は、11月17日(土)まで お話の題名をお知らせください。
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10月・11月の文庫の日

2018-10-24 17:26:56 | 文庫のページ
10月24日(水)
 3:30 おはなし「したきりすずめ」 武田
 4:00 おりがみ(吹きごま)
10月27日(土)
 3:30 おはなし「だんなもだんな大だんなさま」 松尾
 4:00 おりがみ(ドラえもん)
10月31日(水)
 3:30 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:00 かわりめん
11月3日(土)
 文化の日で
     文庫はお休みです

11月7日(水)
 3:30 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 おりぞめ
11月10日(土)
 2:00~5:00
 41回目の子ども市
   おはなし会と手作り

11月14日(水)
 3:30 おはなし「魔法のかさ」 武田
 4:00 新聞紙のヨーヨー
11月17日(土)
 3:30 おはなし「黒いお姫さま」 中村
 4:00 新聞紙のヨーヨー

   もうすぐ 子ども市!  11月10日(土)2:00~5:00
 41回目になる子ども市です。今、お母さんたちと一緒に準備を進めています。おもちゃや人形、バッチや小物、竹細工など、すべて手作りのものが並びます。どうぞ楽しみにしていてください。2時から始めます。買い物が終わったら、おはなし会や手作りもありますので、5時まで楽しんでいってください。お友だちを誘って来てください。お家の方もどうぞおいでください。
     -----------------------------------------
<お家の方へ>
 最後の準備をしています。10月26日(金)  11月9日(金)10:30~15:00 の間で
 お時間のある方はどうぞご協力ください。
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今月の詩 ㋉

2018-10-24 16:47:22 | 文庫のページ
   まっかな秋
           薩摩 忠

 まっかだな まっかだな
 つたの葉っぱが まっかだな
 もみじの葉っぱも まっかだな
 沈む夕日に照らされて
 まっかなほっぺたの きみとぼく
 まっかな秋に かこまれている

 まっかだな まっかだな
 からすうりって まっかだな
 とんぼの背中も まっかだな
 夕焼け雲を 指さして
 まっかなほっぺたの きみとぼく
 まっかな秋に 呼びかけている

 まっかだな まっかだな
 ひがんばなって まっかだな
 遠くのたき火も まっかだな
 お宮の鳥居を くぐりぬけ
 まっかなほっぺたの きみとぼく
 まっかな秋を たずねてまわる
         (『まっかな秋』銀の鈴社)


 秋が深まってきました。今月は薩摩忠さんの「まっかな秋」を選びました。この詩には曲がついているので、知っている人もいるかもしれませんね。真っ赤に彩られた秋の情景が浮かんでくる詩です。先日、太白山自然観察の森を久しぶりに歩いてきましたが「まっかな秋」にはちょっと早かったようで、残念でした。
♣♧♣♧♣それで、美しい「まっかな秋」が出てくる絵本を探してみました。まずは、バージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』の秋の場面はいかがでしょう。「ちいさいおうち」の周りで木々が黄色や赤に色づき、豊かな秋を見せてくれます。曲線で描かれた丘や畑がどこまでも続いて、美しいです。マーク・シーモントの描く『木はいいなあ』(ユードリイ作)の秋の場面も美しいです。子どもたちが落ち葉の上を歩いたり、転がったり、たき火をしたり、楽しそうです。『にぐるま ひいて』(ドナルド・ホール文)のバーバラ・クーニーの描く秋も印象深いです。家族が一年じゅうかけて作り、育てたものを秋になると父親が荷車に積んで、ポーツマスの市場に売りに行きます。秋の真っ盛りの中を10日もかけて、歩いていく父親。横長の見開きの上半分に、真っ赤に彩られた山々や丘がいくつも連なって描かれ、美しいです。日本の絵本では林明子さんの描く『もりのかくれんぼう』(末吉暁子作)の黄葉が美しいです。兄の後を追って生垣の中に入ったけいこは突然、金色に彩られた秋の森に迷い込んでしまいます。ため息が出るほど美しく黄葉した森が何ページにもわたって描かれます。けいこはこの森で動物たちや「もりのかくれんぼう」と出会い、楽しい時間を過ごします。
♧♣♧♣♧11月になったら、卸町のケヤキ並木も美しく色づくことでしょう。楽しみです。
 
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