まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

あそびの学校とレンゲの会 ’15年1月

2015-01-13 17:10:24 | 文庫のページ
あそびの学校
                <大人向けの講座> 年8回の講座です。 *参加費200円
 1月17日(土)10:30~12:30 PPバンドでセパタクローを作ります。
 今年度は毎回、昔のあそびを取りあげます。1月はあやとりです。
 毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
 次回は2月21日(土) おりがみでおひなさま・ピカチュー風船を作ります。昔のあそびはお手玉です。

レンゲの会
    月1回、子どもの本のおしゃべりをしています。どなたでも参加できます。
 1月26日(月)10:00~13:00
 『海の島』『睡蓮の池』『海の深み』『大海の光』(1996~1999)
 ステフィとネッリの物語4部作 アニカ・トール 菱木晃子訳 新宿書房(2006~2009)
  を取りあげます。どれか1冊、お読みください。
 次回は2月23日(月) 大人向けおはなし会です。おはなしを語ってくださる方は、2月7日までお話の題名をお知らせください。
 レンゲの会に参加していない方もどうぞご参加ください。
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寄贈本・新しく買った本 1月

2015-01-13 16:29:26 | 文庫のページ
寄贈本
12月にいただいた本です。ありがとうございます!
『まどから おくりもの』五味太郎 偕成社
 2年生のりこちゃんのお家からいただきました。12月、クリスマスの季節にぴったりの絵本で、文庫に出すとすぐに借りられました。
『モーモー村のおくりもの』 堀米薫 文研出版
 角田にお住いの堀米薫さんからいただきました。堀米さんは角田市で和牛を育て、農業・林業にかかわりながら子どもの本を書き続けています。震災後はノンフィクションの『命のバトン』や『思い出をレスキューせよ』を出版しました。『モーモー村のおくりもの』は2010年から2011年に「ちゃぐりん」(家の光協会)に連載されたものです。
 村の家畜診療所で働くことになった父と一緒に村で暮らすことになった小学3年生の美咲の1年間の物語です。和牛を育てている裕太の家族や四季折々の美しい自然との出会いを通して、どんどんこの村が好きになっていく美咲をさわやかに描いています。
 この村のモデルは角田と丸森だそうです。物語の舞台が宮城県というのはうれしいですね。
『こんな学校あったんだ! 北の大地でシュタイナー教育 2014年版』
     NPO法人シュタイナースクールいずみの学校
 北海道でシュタイナー教育の勉強をしている成田さんからいただきました。幼小中高一貫教育のシュタイナー教育の様子がたくさんの写真で紹介されています。
④完訳決定版「シャーロック=ホームズ全集」全14巻 コナン=ドイル 矢野浩三郎 他/訳 偕成社(1984.11~1985.4)
 30年以上も前に文庫に通っていた川越あゆみさん(東京在住)から貴重な子ども時代の愛読書をいただきました。1980年代に出たシャーロック・ホームズの完訳本の全集です。あゆみさんは震災の時も会社の方に声を掛けてくださって、本や文房具をたくさん支援してくれました。
新しく買った本
『マダガスカルのバオバブ』 堀内孝 福音館書店 たくさんのふしぎ12月号
 バオバブの木は『星の王子さま』に出てきますので、名前を知っている人も多いと思いますが、アフリカ大陸の南東にある島、マダガスカルには8種類のバオバブの木があります。バオバブはその土地の気候状態によって姿や形が変わるそうです。
 表紙のバオバブはずんぐりむっくりした形ですが、高さが20メートルもある細長いバオバブもあります。煙突のように何本も林立する「バオバブ街道」の写真には思わず見とれてしまいます。カメラマンの堀内さんは多賀城市にお住まいです。
『暗闇の釣り師グローワーム』 小原嘉明文 石森愛彦絵 福音館書店 たくさんのふしぎ1月号
 グローワームはヒカリキノコバエというハエの仲間の幼虫で、オーストラリアとニュージーランドにだけ住んでいると言われています。そのグローワームについてのとても興味深い本です。
 湿度の高い洞窟に生息します。巣は見事な玉すだれで、その巣を作る過程がていねいに紹介されています。光を放ち、夜になると星のように輝きます。だからグロー(光る)ワーム(虫)と呼ばれています。体長3~4センチ、太さは直径2ミリと言いますからとても小さい虫です。著者の小原さんは行動生物学が専門で、名取市にお住いの方です。
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あやとりをたのしもう!

2015-01-13 16:01:29 | 文庫のページ
あやとり検定を始めます!
 1月になりました。あやとり検定(文庫独自のもの)の季節です。文庫にはいつもあやとりのひもが置いてありますので、ふだんからあやとりを楽しんでいますが、1月から3月までは特に、みんなであやとり検定に取り組みます。6級から始めて1級まで行くと、全部で30の技をマスターしたことになります。どうぞ挑戦してください。去年は子どもが15人、大人が2人、あやとり検定に参加しました。そのうち子どもが4人、大人が1人、1級に合格しました。今年はもっとたくさんの人が1級までいけるといいですね。楽しみにしています。
 初めての人でも練習すれば5級まではほとんどの人ができますので、がんばってください。手品のようなもの、ふたりでできるものなど、楽しいものが多く、しかもあやとりの基本となるものがたくさん含まれていますので、手がおぼえるまでしっかりマスターするといいですね。
 「ゆびぬき」は全部で4種類入っていますが、いろんなゆびぬきがあって楽しいです。4級になると指使いが難しいものも出てきます。でもできると達成感があります。3級の「ひもうつし」や「くびきり」は見ている人をあっと驚かせることができます。手品のようです。1級の「あみ→こと」は出来上がりがきれいです。「はたおり」は動くところがおもしろいです。
 いつもあやとりのひもをポケットに入れておきましょう。いつでもどこでも練習できます。さあ、1級目指して、今年の冬もあやとりを楽しみましょう。大人の方もお子さんと一緒に楽しんでみませんか。
 <6級>
さかずき(→ものさし)・うでぬき・もちつきぺったん・蚊(か)
 <5級>
ほうき(→はさみ)・やさしいゴム・ゆびぬき①②・いとひけぶんぶん
 <4級>
あさがお(→とんぼ)・花かご・かみしばい・四段ばしご(→ふじさん)・カニ(→女の子)
 <3級>
ゆびぬき③・ひもうつし・くびきり・山の上のおつきさん・菊の花(花びら8枚)
 <2級>
五段ばしご・六段ばしご・ちょう・てっきょう(→ヨーヨー)・てっきょう(→占い)・菊の花(花びら11枚)
 <1級>
ゆびぬき④・はたおり・あみ(→こと)・ひとりあやとり・ひと山(→み山)
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1月・2月の文庫の日 ’15年

2015-01-13 14:54:31 | 文庫のページ
1月14日(水)
 3:30 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:00 カルタ・すごろく・坊主めくり
1月17日(土)
 3:30 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 カルタ・すごろく・坊主めくり
1月21日(水)
 3:30 おはなし「干支のはじまり」 みちえ
 4:00 あやとりであそぼう!
1月24日(土)
 3:30 おはなし「白い家の老人」 松尾
 4:00 あやとりであそぼう!
1月28日(水)
 3:30 おはなし「雪女の話」 笹森
 4:00 あやとりであそぼう!
1月31日(土)
 新春特別おはなし会
2月4日(水)
 3:30 おはなし「なんでも信ずるお姫さま」 武田
 4:00 あやとりであそぼう!
2月7日(土)
 3:30 おはなし「マメ子と魔物」 松尾
 4:00 さくらもち
2月11日(水)
 祝日で文庫はお休み
2月14日(土) 
 第2土曜日は、文庫お休みです。

新春特別おはなし会 1月31日(土)
 第1部は子どもの語り・第2部は大人の語りです。
 新しい年の初めに、たくさんのお話を楽しみましょう。語ってくださる方はご連絡ください。子どもも大人も大歓迎です。どうぞ聞きに来てください。
 第1部 子どもの語り 3:30~3:50
・たあんきぽおんきたんころりん 年長 こたろう
・あなのはなし         2年 りこ
 第2部 大人の語り 4:00~4:50 
・三人の糸つむぎ女(グリムの昔話) 佐藤
・ゆきむすめ(ロシアの昔話)    鈴谷
・ソメコとオニ(斎藤隆介)     武田
・月を射る(中国の昔話)      松尾

クリスマス会を終えて 12月20日(土)参加者 30人
 インフルエンザで2年生のクラスが学級閉鎖になり、参加者がいつもより少なくなりました。前の週から学級閉鎖が始まっていたので、練習もほとんどできませんでしたが、楽しい会でした。
 15年以上も前に作った「おおきなかぶ」のかげ絵を久し振りでやることができてよかったです。大人だけで少し練習しましたが、当日は子どもたちにも手伝ってもらって、犬、猫、ねずみの人形を動かしてもらいました。「ペンギンちゃん」(まど・みちお)は曲がついているので、歌に合わせて、子どもたちが何度も交代で人形を動かして遊びました。
 「きつねとたぬきのばけくらべ」のかげ絵は、大人ふたりが楽しいアドリブで演じました。お部屋を暗くして、後ろからライトをあてると、浮かびあがってくる人形たちにワクワクさせられた瞬間です。かげ絵の楽しさをほんの少しですが、堪能しました。
 紙芝居「ぐりとぐらのおきゃくさま」を読んでくれた5年生のはるかちゃん、まおちゃん、ありがとう。恒例の「クリスマスの12にち」(マザー・グース)はどの子も楽しそうに唱えてくれました。
 今年もお母さんたちにご協力いただいてクリスマスのプレゼントを用意することができました。ありがとうございます。チョコレートは毎年、東京の川越さんが送ってくださっています。心より感謝です。
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今月の詩  ’15年1月

2015-01-13 14:31:07 | 文庫のページ
   おどろうよ  
            こなゆきみゆき

 ふわふわ わらって ワルツ
 ひらひら まわって タンゴ
 あとから あとから こなゆきのおどり

 はらはら にぎやか クイック
 ほろほろ ゆるやか スロー
 あっちも こっちも こなゆきのおどり

 せかいじゅうを つつもう
 まっしろに つつもう
 そして おどろう おおぞらを
 
 ゆきは のはらをつつむハンカチ
 つつまれて
 のはら はるの ゆめみる
       (『のはらうたⅣ』工藤直子 童話屋)

 北海道や東北、日本海側では大雪になっているところもありますが、仙台はほとんど雪のないお正月でした。でもこれからは雪の日も増えてくると思いますので、「今月の詩」は工藤直子さんの『のはらうた』から、こなゆきみゆきさんの詩を選びました。「ゆきは のはらをつつむハンカチ」――すてきな表現です。

  あけましておめでとうございます!
 新しい年になりました。幼稚園も小学校も始まって、ふだんの生活が戻ってきましたが、どんな思いで新しい年を迎えたでしょうか。今年はどんな年になるのか、どんな年にしたいのか、いろいろ考えた人も多いと思います。3月には小学校を卒業する人もいますね。小学校に入学する人もいますね。
 子どもたちの輝かしい未来にほんのちょっぴりでもかかわれることに、文庫のおばさんはとても幸せを感じます。今年も子どもたちとの新しい出会いを楽しみにしています。お友だちをさそって文庫に遊びに来てください。
 文庫は秋には38周年を迎え、3000回の文庫の日も迎えられそうです。この時にはお祝いをしましょう。楽しみにしていてください。お家の方々のご支援、よろしくお願いします。
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