まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

ちょっとグチ

2008年10月13日 16時39分57秒 | Weblog
土曜の新聞の別紙。

畑には似つかわない格好でサツマイモを掲げる男。

以前テレビでも放映され実家の両親が録画した物を見た。
有機野菜のネット販売。

 
 東大出身の社長。35歳という若さで年商70億円。ヤンググローバルリーダーにも選ばれた今注目の若手経営者らしい。
 
 
 彼の顔を見ると分かる。全くと言っていいだろう食には興味が無い人間だという事が。
 何故食に関わる仕事を?野菜のことどれだけ知ってる?そしてどうしたいの?と疑問が湧く。目的は一つ利益だろう。当然であって腹が立つ。

 偉そうなことを言うが将来が無い会社。ブームが過ぎればどうするのだろう?稼ぐだけ稼いだら次は違う仕事をするのだろうか。
 そしたら生産者は?となる。

 
 果して彼は何を考えて仕事をしているのだろうかと思う。これじゃ社会はちっともよくなりませんよ。彼には関心事ではないだろうけど。

 東大を出て考えることはこんぐらいの事かと悲しくなる。大企業の真似事を有機野菜に置き換えて金儲けは腹が立つ。
 そしてこれを持ち上げる社会も。

 日本にはお金儲けだけではなく有機野菜を通して大切なものを伝えようと地道に必死に頑張っている農家や中間業者が沢山あるのになんでもっと注目されないのだろう。金儲けにならなければいけないのか?

 もっと泥臭い、土臭い本物の野菜を農家を消費に知ってもらいたい。