国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

今日もイッキで

2023-08-19 | 日記

昨日畑で取ってきたズッキーニ(カボッキー)。小中は問題なしですが、大は蔓に埋もれて収穫が遅れました。この画像では判りにくいですが・・・・・

既に果皮は黄化し始めています。昨年十分な量を確保したので種採り用に完熟させる必要はなく、とりあえず持ち帰ったのですが、この中途半端な実をどう調理しようか悩んでいます。

Lindaが少し前から「私たちの木(7年半前の記念植樹)が笹に侵略されている」と言っていたので、今朝二人で除去に取り組みました。地下茎の除去が容易ならざることは知っていたものの、予想以上に強敵でした。

左がビフォーで右がアフター。狭いところに入り込んでいて掘り起こせなかったものは、光合成産物を地下茎に養分を蓄えさせないよう地際でカットしました。来年生えてくるでしょうが、ラウンドアップのような吸収移行型の除草剤を少し濃い目に散布して叩こうと考えています。それも複数回必要でしょうね。


昨日レコーダーの電源を入れたら上の表示が。

知ってはいましたが、これの最終回でした。シーズン3はファイナリスト(3名)を男性が初めて独占(ちなみに2では逆)。その意外な勝者(本人も同様だった模様)にLindaは不満だったようですが、私は番狂わせもあり得ると思っていました。有料チャンネルの視聴者によるとシーズン4はもっと盛り上がるらしいので、NHK教育の放映(今秋?)が楽しみです。

後日追記
 初回放送を取り損なった番組の再放送を予約していたのですが、土曜の午後帰宅して追っかけ再生しようとしたところ、画面に写ったのは競泳の中継。

こういうこと(放送予定変更)でした。場所が場所だけにNHKも配慮したのかもしれません。そういえばカナダも酷いことになっているし・・・・とはいえ、地球温暖化(沸騰化)に歯止めがかからなければ日本も文字通り「対岸の火事」とは言っていられなくなるでしょうね。

最後はちょっと汚い話なので紹介するか迷っていました。先々週あたりからトイレの流れが悪くなり、紙や大きい方がなかなか出て行ってくれなくなりました。その都度水位が上がるのが不安だったため、ネットで見つけた方法をいろいろ試してはみたものの問題は解消せず。

アヤハディオで買ってきたこれも効果なし。それでアヤハのサービスカウンターに電話して専門業者に来てもらいました。(検索すると安価を謳うサイトがいくらでも出てきますが、追加料金を請求されて結局高くつくのが嫌だったので。)最初に管内カメラで排水管内見てもらったところカビがビッシリ。そりゃ詰まるはずだわ。高圧洗浄でメカブくらいの塊が三つも四つも出てきました。これでひとまず解決はしましたが、この症状は往々にして繰り返されるそうなので予防策を調べています。なお週明けに請求書が届くと思いますが、安くはないだろうな。
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あと70

2023-08-19 | 日記

伊吹山と朝焼けです。このところ5時頃(今は夜明け前)にLindaと30分ほどジョギングをしています。実感として職場のランニング(約5km)の2/3程度なので3kmほどかな、と思っていたのですが、先ほどGoogleマップでコースをトレースしてみたら3.3kmでした。で、その歩数はどのくらいなのか知りたくなったので眠っていた万歩計を携行しました。その理由はといえば・・・・

今週BBCニュースで観たと記憶しているのですが、最新の研究結果によると健康維持には1日4000歩で十分とのこと。(こちらにありました。)そして結果発表。

上は帰宅後の十数歩も加算されていますが、何にしてもちょっと足りないようです。次から少しだけ遠回りしてみようかな?

二日後追記
 という訳でちょっとだけ遠回りしてみました。これならクリアできたはずと思い万歩計をポケットから取り出してみたら何と!

約3/4に減ってました(笑)。とはいえ、3.3kmで4000歩(歩幅82.5cm)は私の体格を考えたら狭すぎ。こちらの方が正しいのかもしれません。(どっちにせよドンキの最安品に信頼性を求めても仕方ないのかもしれませんが。)不足分を補うため、これからちょっと走ってきます。

1週間後追記

今朝は拡張バージョンとして水田地帯を1時間ちょっと歩き回りました。目標の4000歩を余裕でクリア、というか二日分でした。でも1万歩はさすがに遠い。

さらに追記
 この記事によると7500歩で十分のようです。ちなみに楽天マガジンで最近読んだ「NHKテキストきょうの健康」9月号にも同じ数字が載っていました。
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優勢勝ち

2023-08-17 | 日記
お盆休みの今週はカレーを作らなかったため・・・・・

朝はカレーではなく一昨日の豚肉の煮込みをごはんにかけました。

続いて昼は冷凍してあった先週分、それにワイルドライスと白ごはんが半々。

食べ比べてみましたが、カレーとの相性は前者の方が良さそうですね。次に手に入るのはいつの日か?
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額までピッタリ

2023-08-17 | 日記
久しぶりにフィッシングメールネタを。昨日入っていたのはちょっと毛色が変わっていました。


名前や住所が具体的に書かれていますからね。Amazonを名乗りながらメールアドレスが "hotmail.com" なので騙される余地なしですが・・・・・





警告を無視して進んだらスマホ画面用の縦長ページに誘導されました。ちなみにこの件は既に知られていたようで、探せばこちらなどあちこちで見つかります。
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台風一過

2023-08-16 | 日記
台風は和歌山→兵庫→鳥取と進んだため(被災された方々にはお気の毒ながら)我が家は直撃を免れました。

それでも畑のトマトやナス、ピーマンなど立性の野菜は全部倒れるだろうと覚悟していましたが・・・・

実際には上画像の巨大化したコスモスと・・・・・

このキクイモだけで済みました。(ビフォーの写真を撮るのを忘れました。)さすがにこれだけ高くなったら支柱を立てておかないとダメですね。

起こしたのをLindaに支えてもらって土寄せをしました。ただしあくまで応急処置。もう1回強風に襲われて根こそぎ倒れたら枯れてしまうかもしれません。まあ勝手に生えてくるのを秋に収穫させてもらっているだけなので、それでも別に構わないんですけどね。
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満8年

2023-08-16 | 日記


これを使った料理が食べたくなりました。というより、数日前からそのつもりでした。外国でまとめて買ったものの最後の一袋でした。16オンス=1ポンド=454グラムということで、ほぼ3合です。

白米と違って糠は付着していません。なので洗う必要はなかったのかもしれませんが一応。炊飯器の釜に入れ、玄米の水量より少し多めに入れました。

玄米モードの炊飯時間は83分。白米熟成が73分ですから、それより長い。加圧してくれるので大丈夫だろうとは思いましたが、念のため2度炊きしました。

ふっくらと炊き上がりました。もちろん米とは別物なので(後述)食感はだいぶ違います。

炊き上がる間にメインディッシュの準備。骨付き豚肉の赤ワイン煮込みです。(袋に入った状態を撮影しませんでしたが、アミカの半額見切り品でした。)

気付いてみれば人参を除いて野菜はすべて自家製でした。

ジャガイモは皮を剥いてみれば男爵とキタアカリが混在していました。以降の調理法は過去記事で紹介した牛タンテールなどと基本的に一緒なので割愛。

完成直後の撮影を失念。これは皿に盛り付けた後です。どっちにしても湯気で曇ってピンボケ気味ですが。

暑いのでクーラーを利かせた茶の間で食べることにしました。

奥のワインは4ヶ月前にメルカリ経由で入手したメドックの赤。ちょっといいもの、できたら2015年産を、と思っていたのですが(これも理由は後述)、手持ちを探してみたら大方は2018年以降。それより古いものとなれば美空ワインとか裕次郎ワインのような前世紀の品(劣化リスクあり)しかないため、最も近いこれになりました。

コルクがスポット抜けたので一安心。死蔵品でセラーには入れられてなかったはずなので(私も持ってないし)、それなりには劣化しているでしょうが、試飲したところ問題なしでした。そして乾杯。なおLindaが撮られるのを好まなかったし私もパンツ一丁だったので二人の写真はなしです。あしからず。

煮込みは最初口に入れてちょっと薄いかなと思いましたが(注)、ワイルドライスと混ぜたらいい塩梅。そちらにはオリーブオイルと塩少量を加えていました。(注:かつて2度訪れたスペイン料理店のシェフによれば液量が半分以下になるまで煮込む必要があるとのことでした。なので汁だけ別の鍋で煮詰めた方が良かったのかもしれません。)

さらにケチャップをスプーン1杯入れたら私的には完璧な味になりました。本当はルール違反なのでしょうけど。見た目は怪しくとも極上の料理です。ここからは種明かし。

直上のリンク先に書いてある通り、昨日は婚約記念日でその祝いでしたが、ワイルドライスを使った理由はこちらに。補足するとLindaとの記念すべき初会食(初対面の翌日)に登場したのがそれでした。(なお、そのページにはからくりがあります。)私たちは会うまでが長かったですけど、それから結婚するまでは想定外の事情のためそれこそあっという間でした。それが強烈な印象を残すことになったためか、記念日を忘れることがありません。(ボリビアでの2回目は正月気分と私の誕生日の翌日ゆえウッカリ、ということもありましたが。)これからもきっとそうでしょう。

最後に謎を。ワイルドライスはこの日(Lindaに会うという真の目的を伏せた米国研修の引率時)に買ったと思っていたのですが、最初の画像の品とは袋が全く違います。日本では高級品なので通販で買ったはずはないし。入手先がどうしても思い出せませんが、帰国前に追加購入した可能性はありますね。大好物の一つですから。

おまけ
 これは「笑っていいとも」でタモリが紹介していた話だったと記憶しているのですが、ある芸能人の結構披露宴が高級ホテルで行われた際、肉料理に添えられた食材が「肉よりも美味しい」と出席者の間でちょっとした騒ぎになった。しかしそれが何であるか、誰もわからない。そこでホテル側に問い合わせたところ、ワイルドライスという回答が。そして間もなく、玉置浩二が突如壇上に出て「えー、皆さんが食べていらっしゃるものは野生のお米の種だそうです」と種明かしをしたそうな。まあ一般人の間ではそういう認識で構わないとは思いますが、うるさいことを言わせてもらうと、ワイルドライスはイネ科植物でもイネ(Oryza spp.)とは異なるマコモ属の植物(別名アメリカマコモ、学名Zizania aquatica)ですからね。イネの野生種(野生稲)とは違います。そういえば8年前には現地で近縁種も見ました。

追記

朝食もこれでした。煮汁に一晩漬け込んでおいたものですが、今日も御法度のケチャップを。何といっても食感がたまりませんし、噛めば噛むほどいい味が出てきます。
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大変な難物

2023-08-15 | 日記
文庫本を片付けて昨日から下のラテンアメリカ文学(著者はキューバ人)に取りかかっているのですが・・・・・

冒頭から延々と回想シーンだけが続く(会話は皆無)という私が最も苦手にしているタイプの小説でした。しかも総ページ数は557(解説含む)!

タイトルはストラヴィンスキーの代表作(三大バレエ音楽の内、最も前衛的で最も有名)から採られただけでなく、それがストーリーでも重要な役割を果たし、またクラシック音楽の作品や音楽家も登場するとは判っているのですが・・・・・そこにたどり着く前に心が折れかけています。何とかかんとか50ページほど進んだところで・・・・・

過去記事で触れた大長編が出てきて思わず苦笑。私もその叔母の気持はよく解ります。

まだ10分の1しか読んでいないので、この難物を放り出すなら今かな、と思っているところです。500円ちょっととこれまでに費やした時間をドブに捨てることになるのは癪ですが・・・・・

追記
 代わりにこの小説を読み始めました。「春の祭典」と比べたら10倍も読みやすいという印象。ちなみにカバーに印刷されていた著者経歴には「将棋の腕前は永世五級」とあり笑ってしまいました。(難物の方は読みかけのまましばらく放っておくことにしましたが、再度開くことはないかも。)

追記2

アマゾンの中古品価格表示は改悪される一方ですが、さらに分かりにくく(捜しにくく)なりました。

そのせいで上のように送料だけで800円もふんだくろうとする悪徳業者の温床にもなってるような。

それとは別に以前ここで触れた音楽雑誌の実質最終号は価格釣り上げがここまで進行していて呆れました。
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イッキ見せ!

2023-08-15 | 日記
(タイトルはTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーから)

7月29日(土)


だいぶ前からLindaにせがまれていたので海水浴場へ。2時間ほど過ごしました。敦賀市の北の外れ(越南の端)ということでガラガラ(他に数組)。「プレイベートビーチ感がある」というレビューも出ていましたが本当でした。


お昼は事前にネットで見つけていたレストランで。一押しの定食はメニューナビに出ていた値段より上がっていたものの、それに十分見合う質と量だったので納得しました。(普段はまず食べない鱸とか鰆などの刺し身やフライが出されたのがとくに良かったです。)

素直には帰らず旧北陸線のトンネル街道を通ったためLindaから文句を言われましたが(最長10分待ちの対面通行には私も閉口)・・・・・


ここに来たかったので。7年ぶりでした。なお奥に見えている小山は2枚目画像左のものと同じです。

7月30日(日)



翌日は彦根の松原水泳場で開催されていた鳥人間コンテスト(滑空部門)を見物に(これまた7年ぶり)。ただしあまりの暑さと待ち時間の長さに耐えかねて早々と撤退。二匹目の泥鰌を狙っていたのですが、まだコンテストは始まっていませんでした。なおこれですが、「機体製作が間に合わなかったため辞退」というアナウンスが流れ、失望の声が漏れていました。少し前にそれを知らせるメールが配信されていたので私は知っていましたが・・・・・集めた寄付金約22万円は来年の製作に充てるらしいです。(返すのが本筋じゃ?)

8月6日(日)

この日私が作った夕食のおかず。レシピはゴーヤチャンプルーながらメインの食材はズッキーニ(カボッキー)です。Lindaもそうですが、あの苦味を父は嫌っていました。

8月13日(日)

一昨日ですが、お昼は久しぶりに魚丼の海鮮丼。(11月に悪名高き「しが割」の第3弾が強行されるようですが、開始前なので今回は定価で。)日替わりでなく正規メニュー2品を注文しました。左がLindaのサーモン家族丼ですが、彼女は本当に鮭が好きですね。回転寿司で頼むのも半分以上がそれです。

8月14日(月)

そして昨日。県南部のアウトレットモールで靴や衣料品数点を購入しました。駐車場は県外ナンバーが大半、そしてマスク着用の客は少数でした。

昼食はLindaが興味を示していたカレーライス専門のチェーン店で。(彼女は彦根市北の湖岸道路沿いにあるファミリーレストラン (COCO'S) と一緒だと思っていたようです。)

Lindaがビーフカツカレー、私が手仕込とんかつカレーを頼んでシェア。ただし、「ふつう」を選んだ彼女に対し、私が「5辛」にしたためルーはそうなりませんでした。(スプーン1杯を口に入れて顔をしかめました。)ちなみに私も前回来たのがいつだったか思い出せないほど久しぶりだったのであやふやな記憶がなら、たしか10辛も大丈夫だったはず。けれど自重しました。今では「15辛」まであるようですが、これを読んだので十分修行してから挑むことにします。

追記
 ここここなど、もやは「揚げ足取りシリーズ」みたいになっている「エンター・ザ・ミュージック」の字幕。12日放送分の録画を再生していた時、「栄冠のトランペット」という言葉が耳に飛び込んできたため、「またやりおったか!」と思い、字幕付きで再度視聴したところ・・・・

実際には「B♭(ベー)管」で私の聞き違いだったと判明。

このように日本のクラシック音楽業界では音名をドイツ語式に表記し、読むのが一般的ですが、少し前の「C(ツェー)管」でも奏者の発言通りに字幕が付けられていました。少なくともこれらに限っては自動生成ではなく手で入力していたようです。
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捨てられず

2023-08-15 | 日記
お盆休みの初日となる先週金曜日(11日の山の日)には「JR大阪近郊区間大回り旅」をしていました。Lindaとは4年ぶり4回目となりますが、調べてみたら和歌山線&桜井線(和歌山〜奈良の3時間超)も乗るロングバージョンの敢行は5年ぶり2回目でした(初回はこちら)。




その経路は上の通り、そして運賃は150円です。(経由駅が三つまでしか指定できないため2分割で検索しています。)途中で予定外の待機が2度ありましたが、リタイアを余儀なくされた2回目のようにはならず、数分の遅れで済みました。


和歌山駅にて(証拠写真)。和歌山電鐵のホームに停まっていた「たま電車」は新しいデザインでした。なお日差しが非常に強く、窓のブラインドが下りっぱなしだったこともあり車窓からの風景写真は撮りませんでした。あしからず。(先にリンクを貼った過去記事を御覧ください。)


現地発信で駅名の看板の写真を貼った和歌山線の大谷駅ですが、ありふれた名前ゆえ検索してみたらやはりこんなに。滋賀県にもあった(京阪電気鉄道京津線)とは知りませんでした。

上の旅程表を見て唯一改札を出ずに買い物ができそうだった京都駅で購入した駅弁(注)は高田駅にて桜井線の発車前に(もちろん冷房の利いた車内で)食べました。(注:コンビニ弁当で安く上げることも考えましたが、レジの行列を見て乗り遅れると思ったため断念。)


種類が多くて迷いましたが、見た目に加えて色々な料理が楽しめるという理由でLindaが好む幕の内を選びました。

車中で読んだ推理小説から。"Bolivia" をわざわざ「ボリヴィア」と綴る人間はハッキリ言って「英語かぶれ」だと考えている私には不愉快そのものですが、かつては外務省もそれを使っていたと知り呆れたことがあります。(ほとんど一掃されましたが、こちらのように国際協力機構 (JICA) のサイトには古文書が掲載されています。)ここで蛇足ですが、過去記事に書いていたようにスペイン語は “v”も“b”も同じ発音ゆえバ行の綴りでOKです。(親戚みたいなポルトガル語では区別する必要がありますけど。)

さて、その日は家を出る前に上げた記事に示した通り8冊を携行しましたが、結局これだけ残りました。たぶん以前は100ページちょっとの薄い文庫本を数多く入れたからそんなに読めたのでしょうが、今回は600ページ近いアンソロジー集を筆頭に200〜300ページの中編あるいは連作短編集を詰めたため無理はないでしょう。ブックオフの110円コーナーで買った本は読み終えたらゴミ箱に放り込んでいるのですが、皮肉にも画像真ん中のが読みかけになりました(翌日読破)。

無事ミッションを完遂し、予約していたスシローへ。二人だけで来たのはたぶん初めてで、やはり寂しさが募りました。

おまけ
 近江塩津駅で「やらかした!」と思うことがありました。降りて間もなく、向かいのホームで待っていた電車が発車しようとしていたのですが、次の湖西線は6時40分発の近江今津行き普通と思っていた私はスルー。(あいにく車内放送はよく聞こえませんでした。)ホームの時刻表にもその電車が姫路行き新快速(土日祝は大阪行き)とあったため、当然琵琶湖線経由のはずと考え気にも留めなかったのですが・・・・後になって思い当たりました。あれで繋がっていたんじゃないか、と。実際その通りでした。

この通り約50分早く和歌山に着けていたし、大阪駅で買い物をするだけの十分な余裕もありました。「乗り継ぎ1分ということで路線検索は無視(勝手に無理と判断)しやがったな!」と憤ったものの後の祭り。「まあこの旅は無為な時間を過ごすことが主目的だから」と自らを納得させたのですが・・・・・帰宅後、別の事実が判明しました。

せっかく早く着いても和歌山線は2分前に出てしまっているため結局10時55分発で旅を続ける(それまで何もない改札内で虚しく時間を潰す)しかなかったんですね。かつては16時半に帰着できたのがダイヤ変更(改悪)で不可能になったことへの不満は既にここにぶちまけていましたが、それでも当時は大阪で1分以内に乗り換えできれば、というかすかな希望はありました。(近江塩津での接続についてもそこで触れていたのに完全に忘れていました (苦笑) )。今はそれ以上に状況が悪くなったということです。

追記
 更新はしていませんでしたが、7月下旬からあちこち出かけていましたので、その模様を写真と短い説明文で紹介しようと思っています。
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三部作

2023-08-13 | 日記
前々回の記事に載せた画像にも写っていた俳句を再掲。実は最初にプリントした時は右と真ん中の2句でした。

前日の夜、父はいろいろなことを私に指示した後、「あそこに辞世の句があるからそれを皆に見せてほしい」と頼みました。それで言われた場所を2日がかりで探したものの見つからず。私にも覚えがあるのですが、保管場所を変えると先の記憶だけが残って行方不明になるというのはありがちなことなので、たぶんそれだろうと思いました。そこで別の方法を試みることに。かつて父が作っていた俳句と短歌は全てパソコンに入力してあったことを思い出し、「辞世」をキーワードにして検索したところ、2句が上がってきました。それが平成14年11月作の「夕照に〜」と平成15年4月作の「処しどころ〜」でした。そして・・・・・

後日別の探しものをしていた時、私は仏壇の引き出しについて思い違いをしていたことに気が付きました。普通なら真っ先に見るところがなぜか盲点になっていたのです。そして、父が言っていたそれはそこにありました。(なお「そのさきは〜」がいつ作られたのかは不明ですが、先ほど「蛍」で検索したところ平成14年7月のファイルでは「〜蛍の立ちにけり」となっていました。)

そうして3句が並ぶことになった訳ですが、改めて眺めればこれで秋春夏の3部作が成立しています。まるで最初からそういう意図で作られたかのように。けれど、もし私が最初から「そのさきは〜」の書かれた和紙を発見していたら絶対こうはなりませんでした。

こういうのにも尤もらしい物語を付けたがる人はきっといるでしょうね。私は与しませんが。でも不思議な気はします。

追記

朝早く墓参りに行きました。「千の風になって」じゃありませんが、先の日記で述べた理由というか事情で父はまだここにはいないはすですけど(苦笑)。

ちなみに最初の画像にある「浄泉」は父の俳号であるとともに戒名(釋浄泉)でもあります。いつになるかは分かりませんが、「釋尼妙泰」の隣に刻印されることになります。

帰宅後、例のテーブルに父が好きだった食べ物などを並べました。これも全てLindaのアイデアですが、祈っている間彼女は嗚咽を漏らしていました。こういうところが日本人以上に日本人的であると私や周囲から思われているゆえんです。
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