10年ほど前のコンクール当日、名古屋会場にコンクールOBが来場された。
第1、2回コンクールの参加者であり、大賞も受賞した東海高校OBのSさんだ。卒業後は東大に進学され、確率微分方程式などを専攻された由。大学卒業後は外資系金融機関に就職され、金融商品を開発されていた。コンクールを通して他校生と知り合い、大学で再会。数学に対する見方が大きく変わったという。問題を考えることも楽しいだろうが、考えに値する問題を作成される先生方の御苦労もさぞかし大変ではないかと、心配やら感心されていた。自分にとって、数学は生活の糧であり、人生の友でもある。コンクールは自分にとって数学との新たな出会いでもあった。今日、こうして久しぶりにコンクールに顔を出させて頂いて、主催者の方々に一言お礼を述べたいと思って参りました。
OB、OGの皆様、お時間ありましたら、コンクールをご観覧下さい。