研文書院が無くなって、早2年。
1950年代からよく出来る理系の学生から圧倒的な支持を得て来た、研文書院。
黒本、黒大数として慣れ親しんだ人も多い。
藤田宏先生を中心として、駿台の中田、根岸先生の健筆が冴え渡った受験参考書中の名著と言っても過言ではなかった。筆者が手にしたのは、1969年版の数学Ⅰ。学校購入の青チャートとは一味も二味違った大学数学の香りがする参考書だった。爾来、数学ⅡB、数学Ⅲとお世話になった。東京出版の雑誌、大学への数学と、黒本が私の青春時代の愛読書だった。新課程への対応が遅れ気味だったが、最後まで読者を裏切らなかった。個人的には、最後の教育過程の一つ前の版が好きだった。復活ドットコムを期待する参考書に変わりはない。
1950年代からよく出来る理系の学生から圧倒的な支持を得て来た、研文書院。
黒本、黒大数として慣れ親しんだ人も多い。
藤田宏先生を中心として、駿台の中田、根岸先生の健筆が冴え渡った受験参考書中の名著と言っても過言ではなかった。筆者が手にしたのは、1969年版の数学Ⅰ。学校購入の青チャートとは一味も二味違った大学数学の香りがする参考書だった。爾来、数学ⅡB、数学Ⅲとお世話になった。東京出版の雑誌、大学への数学と、黒本が私の青春時代の愛読書だった。新課程への対応が遅れ気味だったが、最後まで読者を裏切らなかった。個人的には、最後の教育過程の一つ前の版が好きだった。復活ドットコムを期待する参考書に変わりはない。