誰がこのシナリオを書いたのだろうか。走行データ偽装により、日産自動車から経済的支援を受け、その傘下に入ることが決まった三菱自動車。実は、日産自動車はフランスの国営企業であるルノー公団傘下の企業である。つまり、今回の件で、日本企業でありながら、ルノー傘下の企業が一つ増えたことになる。これでルノー公団グループの年間売り上げ台数が950万台超となり、トヨタ、フォリクサワーゲン、ジェネラルモータースなどに肉薄する企業グループとなる。走行データ改ざんで売り上げが激減する。そこでルノー公団が三菱自動車を支援する形でその傘下に置く。もし、走行データ偽装による売り上げ不振がなければ、ルノーの支援申し出は疑問視されただろう。三菱自動車の経営立て直しには、金融関係の大手3社の協力が必要となるが、今回はその足並みがあわなかったという。ズバリ、今回の三菱自動車のM&Aを主導したのは三菱東京UFJグループのJPモルガンであろうと推察される。三菱自動車のルノー公団への傘下入りをスムーズにゆかせるために、長年に渡る走行データ偽装という「負の財産」を使って売り上げ激減を生み出し、そのことを正当化した。より正確に言えば、日産のカルロス・ゴーン社長とJPモルガンとで書いたシナリオではないかと推察するが、どうだろうか。日産は日本の会社ではなく、フランスのルノー公団傘下の企業であるのだ。さすが、フランスきっての超エリート、カルロス・ゴーン氏。やることが「超頭良い」。日本のみなさん、だまされてはいけませんよ。
フランスの大学はすべて国営。また政治その他企業、組織のトップは賢人(いわゆるエリート)であるべきであるとする。つまり、エリートが支配する国、それがフランスなのです。
フランスの大学はすべて国営。また政治その他企業、組織のトップは賢人(いわゆるエリート)であるべきであるとする。つまり、エリートが支配する国、それがフランスなのです。