中学1年90点
中学2年80点
中学3年70点
高校1年60点
高校2年50点
高校3年45点
一体これは何の点でしょう。
正解:私立T海中高の数学の定期試験、実力試験等の学年平均点です。
現在もこれと大差ないと思います。
中学1年では「うちの息子は良くできる。このままいけばいいな。」と父兄は一安心するでしょう。学校でも「学校の学習で十分です。特に塾とか特別の勉強は必要ありません。」と説明します。父兄はその言葉を鵜呑みにするでしょう。ところが、上に見るように、数学の平均点は1学年進むごとに着実に10点は下がります。高校1年生では、平均点が60点そこそこ、高2では50点台と下落します。塾予備校に通う生徒も中学3年、高校1年生あたりから増加します。高校1年で30%、高校2年で60%、高校3年で80%の生徒が塾予備校のお世話になっています。
教訓:学校の言うことを鵜呑みにせず、必要とあれば中学時代から塾予備校に通わせましょう。最終的に成功している生徒は、中学時代からしっかり塾予備校のお世話になった生徒です。
典型的なお話(実話です。)
中学1年生、入学式が終わり、平常の授業が始まったばかりの時期。授業が終わって、職員室に戻る途中に先ほどのクラスの生徒に呼び止められる。
生徒:「先生に質問があります。」
先生:「何かね?」
生徒:「予備校に通うとしたら、どの予備校がよろしいですか?」
先生:「私に立場で、これと指定することはできないな。」
生徒:「それでは、質問を変えます。私は将来東大文一に入学したいと思っています。」
先生:「それは、君の夢かい?」
生徒:「はい。文一から財務省に入ることが僕の夢です。そのためにはどの予備校を選べばよいのかお教えいただきたいのです。先生の立場上お答えにくければ、質問を変えます。東大文一を目指すには、次のどれを選べばよいですか? 1.K塾 2.Yゼミ 3.S台 4.T進 のどれが適当でしょうか?」
先生:「さすが中1とはいえ、文一を目指すだけあって、質問を変えるとは、・・・」
生徒:「お願いします。」
先生:「私の個人的な見解としては、S台かな。東大合格者は昔からS台と言うからね。」
生徒:「ありがとうございました。早速、今日の帰りに入塾案内をいただいてまいります。」
先生は、呆気にとられていました。
それから6年後、めでたく先の生徒は現役で東大文一に合格し、さらに4年後見事国家公務員試験に合格し、念願の財務省に入省しました。
彼のように、目的意識をしっかり持っているのがT海生の特色です。
目標は早めに設定しよう。
先んずれば人を制する。
塾予備校は、できれば早めにお世話になろう。
中学時代は、全員が高得点を挙げていることを忘れないください。