近くて遠い国、中国について。
中国がらみで、今年記憶に残ったことは、各地で起きた反日暴動です。
中国の経済的発展に、日本は少なからぬ協力をしてきました。
例えば、高速鉄道の分野では、日本の優れた技術を中国側にオープンに開放してきました。ところが、今年に入って、中国がなんとその技術を自国の特許として申請したりしました。(恩をあだで返すとは、正にこのことを言うのだなと思いました。)
こうした動きを受けて、日本企業は中国での生産工場の先行きに不安を感じ、工場をベトナムその他東南アジアの各地に変更しようと模索を始めました。中国としては、日本企業が工場跡地はそのままにして、他国へ移転して欲しいと思っている。つまり、工場という生産インフラを日本に作らせ、適当なところで妨害して、日本企業を中国から撤退させるたいという狙いがあった。過去にも同種のことが起きている。古くは明治時代、中国上海、台湾などに、日本の銀行は支店を設置した。ところが、日本の敗戦によってそうした土地建物は中国政府に接収されることとなった。今から100年ほど前のことだが、当時作られた建物は中国の手に渡り、現在でも現役の建物として使われている。また、1980年代に海外進出で有名になったスーパー「ヤオハン」。経営破綻後、その土地建物は中国企業が買取し、現在も現役で元気に利用されています。
つまり、ここで何がいいたいかと言えば、工場その他の社会的なインフラを日本に作らせ、適当なところで中国がそれを手に入れようとしていることです。
もう、日本から学ぶことはなくなったと判断したのが、昨年末から今年にかけての期間であったと言えそうです。中国との関係は非常に微妙です。歴史的な流れの中で事の次第を判断する必要があります。
もっとも、若い世代の中でも、親日的で日本に留学する学生さんは多いのも事実です。彼らの大半が日本企業への就職を希望しています。
基本的に、日本と中国は今後より緊密になる必要があります。ここで大切なのは、若い世代の国際交流をさらに進めることです。相互理解をより深いレベルで行う必要があります。日中親善の新たな進展をこころより祈念する次第です。
中国がらみで、今年記憶に残ったことは、各地で起きた反日暴動です。
中国の経済的発展に、日本は少なからぬ協力をしてきました。
例えば、高速鉄道の分野では、日本の優れた技術を中国側にオープンに開放してきました。ところが、今年に入って、中国がなんとその技術を自国の特許として申請したりしました。(恩をあだで返すとは、正にこのことを言うのだなと思いました。)
こうした動きを受けて、日本企業は中国での生産工場の先行きに不安を感じ、工場をベトナムその他東南アジアの各地に変更しようと模索を始めました。中国としては、日本企業が工場跡地はそのままにして、他国へ移転して欲しいと思っている。つまり、工場という生産インフラを日本に作らせ、適当なところで妨害して、日本企業を中国から撤退させるたいという狙いがあった。過去にも同種のことが起きている。古くは明治時代、中国上海、台湾などに、日本の銀行は支店を設置した。ところが、日本の敗戦によってそうした土地建物は中国政府に接収されることとなった。今から100年ほど前のことだが、当時作られた建物は中国の手に渡り、現在でも現役の建物として使われている。また、1980年代に海外進出で有名になったスーパー「ヤオハン」。経営破綻後、その土地建物は中国企業が買取し、現在も現役で元気に利用されています。
つまり、ここで何がいいたいかと言えば、工場その他の社会的なインフラを日本に作らせ、適当なところで中国がそれを手に入れようとしていることです。
もう、日本から学ぶことはなくなったと判断したのが、昨年末から今年にかけての期間であったと言えそうです。中国との関係は非常に微妙です。歴史的な流れの中で事の次第を判断する必要があります。
もっとも、若い世代の中でも、親日的で日本に留学する学生さんは多いのも事実です。彼らの大半が日本企業への就職を希望しています。
基本的に、日本と中国は今後より緊密になる必要があります。ここで大切なのは、若い世代の国際交流をさらに進めることです。相互理解をより深いレベルで行う必要があります。日中親善の新たな進展をこころより祈念する次第です。