おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

最初の個展

2013年10月07日 | 日記--感じたことなど
昨日夜、伊勢神宮「第62回式年遷宮」一連の祭事が無事終わった。
僕は、先月28日より10日間伊勢に詰めていた。
毎朝03:00に起き、神宮に向うというハードなスケジュールだったが、毎日が素晴らしく貴重な体験をさせていただいた。
だから、昨夜の御神楽が終わった時、とても寂しかった。
でも、それは終わりではなく、次の遷宮へ向けての始まりでもある。

伊勢神宮でも先の出雲大社でも、本当に人のご縁のありがたさが身にしみた。
ひたすら感謝するのみだ。
皆様、本当にありがとうございました。

さて、今朝伊勢から戻り、大阪に2時間だけ滞在して、札幌の写真展会場に行く。
実は、昨夜、最初の個展の夢を見た。
丁度20年前、銀座のコダックフォトサロンで「ボロブドゥール」展を開催した時のこと。
30歳の僕は、自信など全く無く、会場に行くのが恐かった。
だから一度も顔を出さなかった。
今から思えば、そんな非礼なことはあり得ないが、それほど未熟だったのだ。
以来、美術館やギャラリー等国内外で幾度も写真展を開いて来たが、やはり最初の個展は忘れられない。
当時の関係者の皆様、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。





さっぽろ東急百貨店での「神の宮」展は、10月9日まで。
神宮での撮影と思いっきり被ったので、初日は顔を出せなかったが
今から向う。
札幌の皆様、どうぞよろしく。