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「対話のドアは常にオープン」と呼びかけながら、平気で靖国参拝をした安倍外交の失点に乗じて、中韓は世界への告げ口外交に拍車。
その成果(?)か、とうとうアメリカまで、「失望した」と言わせしめ、日米同盟まで揺るがしかねない事態に発展している。
そんな最中、アベノフレンドの衛藤晟一首相補佐官が、「YouTube」に投稿した動画で、「米国が『失望』と言ったことに我々のほうが失望だ」と失言。
勿論、菅官房長官が命じて、動画を削除させたが、その反響も収まらないうちに、今度は「アベノミクスのブレーン」として知られる本田悦朗・内閣官房参与も、
ウォールストリート・ジャーナル)のインタビュー(アベノミクスの目的)について「より強力な軍隊を持って中国に対峙できるようにする」と口をすべらせた。
いやそればかりか、萩生田光一自民党総裁特別補佐も「共和党政権の時代にこんな揚げ足をとったことはない。民主党政権だから、オバマ大統領だから言っている」と、名指しで批判、
さらには、安倍総理の選んだNHK経営委員の百田尚樹氏が、「東京裁判は米国による東京大空襲や原爆投下による大虐殺をごまかすための裁判だった」と述べたり、
その彼が選んだNHKの籾井(もみい)会長ですら、「慰安婦」問題に触れ、「どこの国にもあった」と発言、「慰安婦」の制度を正当化した。
ことほど左様にお友達の暴走が止まらない。
そのせいか、もはや、米国政府内では「(靖国参拝に)失望した」どころか、「米国家安全保障会議職員が「安倍晋三は危険なナショナリスト」だと警戒、しだしたとnewsポストセブン(http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/postseven-20140303-243902/1.htm)。
ともあれ、安倍一族の忠勤競争も困ったものだが、もし、支持率の高さを背景に、内閣の驕りが政権運営のたるみを招来させているとすれば大変。
確かに、安倍内閣は「決められる政治」を御旗に、国家安全保障会議(日本版NSC)の設置や、国民の知る権利や表現の自由を脅かす恐れのある特定秘密保護法を矢次早に制定。
しかも、国民のコンセンサスを得ないまま、いまだ、収束しない原発の再開や集団的自衛権の憲法解釈変更まで強行しようとする。
まさに、1強多弱をしり目に数の力の横暴。それも野党のふがいなさから、最早、止めようがない「危険」なありさまである。
にも拘わらず、非常理な中韓の仕打ちにハラハラ、鬱憤でマグマの溜まった国民はその善悪も判断できず、ただただ、保守本流の安倍一族頼みである。
果たしてこの先、安倍政治や外交でこの危機を脱することはできるだろうか?
政権経過1年して国民は何を得たというのか。
増税や社会保険料の負担増で、実質所得は激減。かてて加えてアベノミクスのメッキが剥げ、物価は上がるも、一部の大企業を除き、給与所得者も年金生活者も収入を減らし、格差が拡大するばっか。
外交一つとっても、外遊好きセンセイは中韓への面当てに、世界を飛び回っては酷税をばらまくのみ。
日韓、日中問題が解決するどころか、韓国の告げ口外交に毒されて、慰安婦問題などは日本に不利になるだけ。
そらそうでしょう。主戦場は国際舞台、ことに欧米諸国、なのに、やっていることは内弁慶の外すぼまり。
つまり、国内向けの「口先だけの強がり」を言って、ただ烏合の衆の保守層を喜ばすだけ。
しかも、悪いことに、この手の保守のネット右翼や、ビジネス右翼は「なんでも日本が正しい」と「独りよがり」の世界に入る。
政権も国民もこんな状態のうえに、反省すべき野党も、結いの党に逃げられたからと、みんなの党は安倍政権にすり寄る(アジェンダが一致しなくてもいいんですかね)。
又、維新の会も、いまだに何をしたいのか霧の中、見えてくるのは相変わらずの大阪と東京の意見の相違。
それでは「民主」にそろそろお目覚め、と思えど、相変わらずのあさって向いた言動。
今日も今日とて、折角、維新の会が国会で初めて、まともな議論をした(?)「河野談話見直し」、なのに、民主党の党首たる海江田氏が、
「党としては河野談話を見直すべきだという考え方ではない」「未来志向の日韓関係を築いていかなければならない」とトンでも発言。
いや~、驚きました。当時の談話に関して事務方の責任者だった石原信雄元官房副長官ですら国会で、「韓国に配慮する形で、摺り合わせが行われたと推測する」と証言しているのですぞ。
ましてや、終戦時、アメリカ軍が慰安婦を解放し、身の上を調査したときに、「強制連行した事実もなく、給与も日本軍人の10倍を得る単なる職業慰安婦だった」との報告書が存在。
しかも、それを知るからこそ韓国としても、この妄言が強制連行を証する唯一の物的証拠だけに必死、見直しを全力で阻止しようとしているのだ。
なんということはない、こんなもの言いでは日本の国益を否定する売国行為ではないか。
いやはや、かなしいかな、これが日本の政治家のレベル。
与野党入り乱れて、「保守だ」「革新だ」と言い募るが、実態は議論以前の、国益無視の茶飲み話。
つまり、右も左も、中韓が好きか嫌いか?あるいは、国益くそくらえの、自分の政治スタイル意のままに御しようとするだけ。
本当の外交はそんなものでなく戦略あっての交渉。いうならば戦国時代の城攻めと同じ。
馬を射んとすれば、まず、
(1)彼我の状況を把握分析、いずれに理があるやなしを整理
(2)次に障害となる外堀を埋める
(3)ついで、内堀を埋める
(4)そして、天下の理は我にありと味方を募る(アピール)。
勿論、(1)は今様に申せば、外交問題となっている係争事案のデータ(基礎的な事実や資料)やエビデンス(証拠・証言の類)であり、
(2)は米国はじめ欧米諸国へのロビー活動と国際機関(ハーグ裁判所)への訴え、
(3)は問題を惹起、誘発させた張本人の朝日新聞や関係政治家の国会招致。今回の河野談話の主も当然,証人喚問し、ねつ造の事実を世界に発信する。
(4)は欧米紙や報道機関に明らかになった事実を大々的に広告、それには金を惜しまない。
このように、国民を納得させるより、国際世論を味方にすることを第一義とする。
つまり、これと同様のことをやっているのが当の中韓で、いわば、どちらが先に「玉」を取るかを競うようなもの。
それを、この内閣は本質を見逃し、国内の世論だけに汲々しているから、何年たっても成果は上がらず、むしろ現状を悪化させている。
そうなれば、次に浮上するのがその膠着状態を打破するため、相手に対する無用な譲歩が待っているだけ。
まさに、現代の日韓、日中問題を複雑にした張本人こそ、三流外交を続けてきた自民党政権であることを国民は思い出し、安倍政権をいたずらに買い被ってはいけないのでないだろうか?・・。
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