数ヶ月前。部長含む課のメンバーと飲み会。珍しく、部長と色んな話をしました。
昼休み、休憩室で文庫本を熱心に読んでいる部長の姿をよく見かけていたので、
気になって聞いてみました。
「どんな本を読んでらっしゃったのですか?」
「ニンゲンノジョウケン」
「はぁー? む、むずかしいそうですねー。面白いんですか?」
「面白い。すっげーハマるぜ」
「へー!読んでみよっかなぁ。お借りしてもいいですか」
「いいよ!」
わりとイイ気分で酔っていた私、社交辞令でした(笑)
もともと本は好きなので、部長が読む本に興味はあったのは事実。
でも題名を聞いただけで難しそうだから、正直、
「こんな話触れるんじゃなかった」って後悔してました(笑)
飲み会の翌週の月曜日。ボーッとしながら出社すると、机の上に文庫本。
酒宴の会話などすっかり忘れていた私。手にとって題名を見ると、
「人間の條件 五味川純平 (上)」。
一瞬「?」、でもすぐに思い出しハッとしました。「部長、ちゃんと覚えてたんだーーー!」
文庫にしちゃ、すこぶる分厚い。おまけに字が小っちゃいんだこれがまた(笑)
よくよく見ると、上、中、下の3巻セットらしい。3冊も?朝からめまいがしました。
この本との出会いはそんなことから始まりました。
題名からして、哲学的な内容をイメージしましたが、違うともそうとも言えます。
でも哲学書ではありません。フィクションで小説です。
私が今まで読んだことがなかったジャンル。
部長と話をしなければ、おそらく一生手に取ることはなかったでしょう。
部長の予言どおり、私はまんまとハマりました。久々に夢中になった本です。
記憶の限りだと、あまりに読書に熱中し、少なくとも4回は駅を降り損ねました。
(それもそのはず、その昔、大ベストセラーになった有名本でしたから)
もともと活字が好きで、読書も大好きでした。
年を取るに連れ、哀しいかな、活字に触れる機会が減りました。
マスミが産まれてからは、当然、自分の時間すらなく、
復職してより忙しくなったのに、なぜか得ることができた「自由な自分の時間」。
それは「通勤時間」でした。
(専業主婦の1日は自分の時間であっても、自分の為の自由な時間は取りづらいんだよ)
せめて社会勉強をと思い新聞を読んでいましたが、読書タイムに変わりました。
妻であり、母であることをまったく忘れ、架空の世界に入り込む時間。
妻であり、母であることを忘れたいわけでは決してないんです!
でも、これは、自分には何事にも変えられない貴重な時間であることに、
気付いてしまったのです。
通勤時間は1日のうちで数10分ほど。私はこの時間に貪るように読み耽りました。
私の友人やブログを読んで下さる人、不思議なくらい、皆さん読書好きな方ばかり。
是非、読んでみてください!!
もしくは、この本をちょっと心に留めて、いつか読んでみてください!!!
昼休み、休憩室で文庫本を熱心に読んでいる部長の姿をよく見かけていたので、
気になって聞いてみました。
「どんな本を読んでらっしゃったのですか?」
「ニンゲンノジョウケン」
「はぁー? む、むずかしいそうですねー。面白いんですか?」
「面白い。すっげーハマるぜ」
「へー!読んでみよっかなぁ。お借りしてもいいですか」
「いいよ!」
わりとイイ気分で酔っていた私、社交辞令でした(笑)
もともと本は好きなので、部長が読む本に興味はあったのは事実。
でも題名を聞いただけで難しそうだから、正直、
「こんな話触れるんじゃなかった」って後悔してました(笑)
飲み会の翌週の月曜日。ボーッとしながら出社すると、机の上に文庫本。
酒宴の会話などすっかり忘れていた私。手にとって題名を見ると、
「人間の條件 五味川純平 (上)」。
一瞬「?」、でもすぐに思い出しハッとしました。「部長、ちゃんと覚えてたんだーーー!」
文庫にしちゃ、すこぶる分厚い。おまけに字が小っちゃいんだこれがまた(笑)
よくよく見ると、上、中、下の3巻セットらしい。3冊も?朝からめまいがしました。
この本との出会いはそんなことから始まりました。
題名からして、哲学的な内容をイメージしましたが、違うともそうとも言えます。
でも哲学書ではありません。フィクションで小説です。
私が今まで読んだことがなかったジャンル。
部長と話をしなければ、おそらく一生手に取ることはなかったでしょう。
部長の予言どおり、私はまんまとハマりました。久々に夢中になった本です。
記憶の限りだと、あまりに読書に熱中し、少なくとも4回は駅を降り損ねました。
(それもそのはず、その昔、大ベストセラーになった有名本でしたから)
もともと活字が好きで、読書も大好きでした。
年を取るに連れ、哀しいかな、活字に触れる機会が減りました。
マスミが産まれてからは、当然、自分の時間すらなく、
復職してより忙しくなったのに、なぜか得ることができた「自由な自分の時間」。
それは「通勤時間」でした。
(専業主婦の1日は自分の時間であっても、自分の為の自由な時間は取りづらいんだよ)
せめて社会勉強をと思い新聞を読んでいましたが、読書タイムに変わりました。
妻であり、母であることをまったく忘れ、架空の世界に入り込む時間。
妻であり、母であることを忘れたいわけでは決してないんです!
でも、これは、自分には何事にも変えられない貴重な時間であることに、
気付いてしまったのです。
通勤時間は1日のうちで数10分ほど。私はこの時間に貪るように読み耽りました。
私の友人やブログを読んで下さる人、不思議なくらい、皆さん読書好きな方ばかり。
是非、読んでみてください!!
もしくは、この本をちょっと心に留めて、いつか読んでみてください!!!