ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

敵基地攻撃

2006年07月13日 | ましこノート
北朝鮮のミサイル発射に絡み、やられる前にやってしまえ、
と敵基地攻撃論が安倍官房長官を中心に台頭してきている。
極めて重要な先制攻撃論である。
日本は憲法上専守防衛であり敵基地攻撃などはアメリカ軍に
委ねる原則である。
だから敵基地への攻撃能力は持たないのである。
北朝鮮ミサイルの脅威から先制攻撃論も理解出来るが
憲法上無理だし一時の感情で進めるべきでない。
日本の外交能力を高めて行くことやアメリカや周辺各国と
信頼関係を築く努力をまずはした方がいい。
この機会に先制攻撃論について徹底的に
議論する事もいいだろう。