ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

阪神大震災から13年

2008年01月17日 | ましこノート
あれから13年がたった。
あの年の朝、テレビはテロップで地震を報じたが、
余り被害の無いような第一報だったから、たいした事は
ないと思っていた。
午前10時頃、地元で新年の挨拶回りをしていて、
消防団長の家で大惨事になっている事を知らされた。
驚いてすぐに上京し、議院会館で情報収集したことを、
鮮明に覚えている。
その後、もっとも被害を受けた長田地区を中心に、
当時の新進党調査団で視察に行き衝撃を受けた。まるで
原爆を落とされた直後の広島の写真と、同じ風景だった。
百聞は一見に如かず、であった。
それから国をあげての防災対策が強化されてきたが、
まだまだ不十分である。
先日のNHKスペシャル・鳥インフルエンザの伝染に
関する番組は、日本の危機管理体制に、警告を示して
いる良い番組だった。
日本は災害や問題が起きると慌てる、事前にマニュアル
を作っていても実際には、危機管理が作動するまで時間
が掛かりすぎたり、機能しないことが生ずる。
あらためて危機管理を見直す必要がある。

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