前から欲しくて、買おうと思っていたのですが、なかなか機会が無くて買わなかったレンズです。何気なく覗いたカメラ屋さんにあって、その時は買わなかったのですが、今回覗いた時も売れ残っていて購入に至りました。テレ・コンバージョンレンズで、2倍に焦点距離が伸びます。俗称テレコンです。
テレコンのレンズは、今ではテレプラスが有名でケンコーが多くのカメラ用に今も製造しています。しかし、このテレコンのご先祖様であるテレモアですが、三協光機すなわちコムラーが製造していました。今ではない会社なのですが、持っているコムラーの135mmF2.8は、昔々のレンズです。解像感と立体描写にすぐれたレンズですから、今でも愛用しています。
当時は、55mmの標準レンズが110mmの中望遠レンズに、そして135mmの望遠レンズが270mmの超望遠レンズに早変わりする訳で、欲しかったのを覚えています。各々のレンズを購入しなくても、手持ちのレンズの後ろにくっつけるだけで焦点距離が2倍になりますから、出費も抑えられる訳ですね。
しかし、大学を卒業していざ購入しようと云う頃になって、このメーカは姿を消してしまい、購入を半ばあきらめていた訳です。沢山売られていた割には中古品にもほとんど姿を現さないので、カビかあまり描写が宜しくないかの理由だろうと思っていました。
先にテレプラスのM42用を購入していましたので、特段購入の必要はなかったのですが、それでも大学時代に欲しいと思っていたアイテムだけに、購入意欲がかきたてられて購入してしまいました。
現代のテレコンバージョン・レンズは、色収差の事も考えられていますから、装着すると多少暗くなるだけで解像感はかなり出て来ます。昔からのレンズはそのようなガラス種やコーティングが施されていませんので、予め不利である事を覚悟して使う事になります。
望遠レンズを持っていない時の非常手段。この様に考えればがっかりしなくて済みそうですね。絞り開放ではかなり画像が甘くなりますし、ハロも多めに出て来ます。しかし、それはピクセル等倍で見た話で、キャビネ判位に引き伸ばすか、印刷をした場合にはほとんど気にもならない範囲です。
わくわくしながらスーパータクマー85mmF1.9の後ろに装着して撮影してみました。少し暗くなりますので、F5.6位まで絞り込みましたが、まだ足りないようです。F11位まで絞り込んだ方がよかったのかもしれません。まだまだ修行が足りませんね。
それでは、先週日曜日に撮影した写真から掲載します。

PENTAX K-5 Super Takumar 85mmF1.9+Komura Teremore 2x
撮影データ:1/125sec F5 ISO200
セミが鳴きだしました。セミの抜け殻もそこここの木の枝に付いています。かなりふわふわに写りますが、逆に抜け殻の柔らかさと滑らかさが出せたように感じます。
テレコンのレンズは、今ではテレプラスが有名でケンコーが多くのカメラ用に今も製造しています。しかし、このテレコンのご先祖様であるテレモアですが、三協光機すなわちコムラーが製造していました。今ではない会社なのですが、持っているコムラーの135mmF2.8は、昔々のレンズです。解像感と立体描写にすぐれたレンズですから、今でも愛用しています。
当時は、55mmの標準レンズが110mmの中望遠レンズに、そして135mmの望遠レンズが270mmの超望遠レンズに早変わりする訳で、欲しかったのを覚えています。各々のレンズを購入しなくても、手持ちのレンズの後ろにくっつけるだけで焦点距離が2倍になりますから、出費も抑えられる訳ですね。
しかし、大学を卒業していざ購入しようと云う頃になって、このメーカは姿を消してしまい、購入を半ばあきらめていた訳です。沢山売られていた割には中古品にもほとんど姿を現さないので、カビかあまり描写が宜しくないかの理由だろうと思っていました。
先にテレプラスのM42用を購入していましたので、特段購入の必要はなかったのですが、それでも大学時代に欲しいと思っていたアイテムだけに、購入意欲がかきたてられて購入してしまいました。
現代のテレコンバージョン・レンズは、色収差の事も考えられていますから、装着すると多少暗くなるだけで解像感はかなり出て来ます。昔からのレンズはそのようなガラス種やコーティングが施されていませんので、予め不利である事を覚悟して使う事になります。
望遠レンズを持っていない時の非常手段。この様に考えればがっかりしなくて済みそうですね。絞り開放ではかなり画像が甘くなりますし、ハロも多めに出て来ます。しかし、それはピクセル等倍で見た話で、キャビネ判位に引き伸ばすか、印刷をした場合にはほとんど気にもならない範囲です。
わくわくしながらスーパータクマー85mmF1.9の後ろに装着して撮影してみました。少し暗くなりますので、F5.6位まで絞り込みましたが、まだ足りないようです。F11位まで絞り込んだ方がよかったのかもしれません。まだまだ修行が足りませんね。
それでは、先週日曜日に撮影した写真から掲載します。

PENTAX K-5 Super Takumar 85mmF1.9+Komura Teremore 2x
撮影データ:1/125sec F5 ISO200
セミが鳴きだしました。セミの抜け殻もそこここの木の枝に付いています。かなりふわふわに写りますが、逆に抜け殻の柔らかさと滑らかさが出せたように感じます。
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