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通勤ローディ、たまにホビーレース

チャレンジリーグ、冬の長良川クリテリウム

2011-12-04 23:59:37 | レース参戦
長良川クリテ、決戦の日です。

朝からいい天気。気温は少し低いものの、天気は晴れ。路面は水溜りが残るドライ。
問題は、風が強いこと。車の中にいても、風で車が揺れる程ですが、ここでは大体こんなもんなので、仕方ないでしょう。


今回のエントリーは、ビギナーⅡにしました。
調子が悪いときにエントリーしたので、弱気なカテゴリーを選んだのが、いいのか悪いのか。

マシンは、ピナレロF4:13に、コスミックカーボン、タイヤはエクステンザHGです。
クリテリウムだからと言って、特別な装備はありません。普通のロード仕様です。


ビギナーⅡは朝イチのレース。早々に召集がかかります。

ここで、恒例の参加者チェック。
ビギナーⅡでは、結構ガチな人もいますが、純粋にレースに参加することだけを楽しんでいらっしゃる方も多いようです。
つまり、強そうな人、そうでもない人、半々といったところでしょうか。

試走でも気付きましたが、今日は最終コーナー(折り返しターン)のイン側が濡れていて、かなり滑りそう。前回も同じ様な路面コンディションで落車続出したので、今日は主催者側判断で、ローリングスタートになりました。
風は相当強いのですが、横風にはならず、往路は「完全向かい風」、折り返してからは「完全追い風」と分かりやすい風向き。
レースは3周です。


時間となりスタート・・・と言っても、ローリングスタートなので、しばらくパレードラップ(ゆっくり走ること)。
マトリックスの選手とモーターバイクが完全に前を塞ぎ、ゆっくり走り、例の最終コーナーを通り過ぎた後に、ピピピピ-とホーンが鳴らされ、リアルスタート。

当然ですが、ペースが急上昇。追い風も相まって、いきなり50km/hぐらいで集団は走り出します。
私は、そこまでペースを上げずにクルージング。ズバズバ抜かれますが、気にしません。こんな無意味な局面で前に出ても仕方ありません。

最初のコーナーで、成り行きでイン側から入ります。多くの人は慎重にコーナーを走るのか、エクステンザHGの性能が素晴らしいのか、コーナーでズバズバ抜きます。
向かい風ゾーンには、7番手ぐらいで入っていきました。ここから2周目です。


向かい風ゾーンでは、一列になった集団に入り、風の抵抗を減らします。
ここで、何故か前のヤツが急ブレーキ!思いっきり前輪をハスってしまい怖い思いをしましたが、大丈夫。もう一度後ろに付きます。
すると、すぐにまた急ブレーキ!(←嫌がらせ?) 今度は前輪のスポークが、前のヤツのリアディレイラーと絡まり、ガガガガ・・・と激しい音の後、前輪が弾かれました。
落車しかけましたが、なんとか持ち直して、マシンをチェック。スポークが2~3本飛んだかと思いましたが、大丈夫なようです。(←コスミックカーボン強し!)
今度は脚を使って、前方に上がりました。


ターンして、2周目の追い風ゾーン。ここで激しいペースアップが。脚を使ったばかりなのに、また脚を使って追いかけます。
後で分かったのですが、ここで一人が逃げを敢行したようです。
スリップストリームの効果も少ないので、延々とストレート全部、脚を使いまくりでしたが、気付けば2番手に。マズイ。

アナウンスでは、集団は8人まで絞られたようです。


ターンして最終周回(3周目)の向かい風ゾーンに。
トップのヤツにくっついていきます。2番手なので、彼がタレるとオイラが集団を引く空気になるので、心の中で彼を応援します。
その応援もむなしく、彼はダメでした。先頭交代を要求してきますが、KYで拒否しました。こんな大事な局面で前を引くことは、単なる誰かのアシストにしかなりません。

すると、8人とも先頭に立つのを拒否。誰もが「お前が引けよ!」って感じになって、嫌な空気に。向かい風の中、一気にペースダウンして、ツーリング状態です。
「結局、今日もこのまま集団スプリントかな?」と思ってたところ、後方から一人アタックです。キレのあるいいアタックです。

迷いました。追うか?泳がせるか?
最後のスプリントのペースアップで、吸収できると踏んで、泳がせることにしました。
その瞬間、もう一人がアタックに応えました。こっちはもっといいキレを見せ、一気に前に追いつきます。2人逃げをやるつもりです。

ここで、集団(といっても6人しかいないが)は、また一致団結(←さっきまで仲悪かったのに)。2人逃げを追い始めます。
オイラも追走に入って、脚を使って追います。少し脚を使いましたが、まだスプリントの脚は残す感じです。この追走をしながら最後のターンへ。追い風です。

少し引いて、少し休憩・・・ってところで、前の人しか見てませんでした。ふと左前方を見ると・・・、他の3人が別ラインでアタックしてるじゃありませんか!
「ヤバイ、やってしまった!」と思い、慌てて単独で追いかけますが、彼らも2人逃げを追っているので、ペースがあがっています。結局、スプリントの脚を使っても、追いつきませんでした・・・。

結局、その3人は、2人逃げを吸収することなく、スプリント勝負へ。オイラは後ろでそれを眺めながら、ゆっくりとゴール。

スプリントに絡めない6位・・・。敗北感で一杯です。


「ロードレースは一人の勝者とその他の敗者を作る競技だ」と言われますが、その通りだと思います。
表彰台では、2位の選手ですら「負けてくやしい」と言い切ります。

タラレバですが、脚は残ってたんです。集団スプリントなら・・・って言い訳がましいですね。

一応、表彰式で賞状と賞品をもらいます。

(←ジュース12本、ウィダーinゼリー6本、スタンド)

こんな気分でネックス杯へ出場へ。


今日はここまで