[NPO法人 禁煙推進の会 兵庫さんだ] 子ども達の喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進めます。

青少年の健全育成は大人の責任です。私達は子ども達を守る喫煙防止薬物乱用撲滅教育を進めるため無料で出前教室を続けています。

死よりも怖い、COPD(慢性閉塞性肺疾患)

2016-01-08 09:36:56 | 健康


死よりも怖いCOPD私はその患者です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)はタバコ病とも言われ原因は90%がタバコです。吸い始めから20年で気管支に炎症が起こり呼吸がしにくくなる病気です。タバコの有害物質が肺の「肺胞」と呼ばれる袋状の部分にまでくると肺胞の壁が破壊され、古くなったゴム風船のように弾力がなくなり、空気をうまく吐き出せなくなるのです。つまり常に肺が膨らんで酸素を取り込むことができなくなり、息切れを起こすのです。症状がゆっくり進むので原因がわからず治療を受けている人が少ないのです。喫煙を始めて20年ほどで症状が出始め、ちょっとした動作でも息苦しく感じるようになります。息苦しさを感じた時は既に重症で元に戻ることはありません、COPDは肺の病気ですが、肺だけでなく心臓疾患や骨粗しょう症、糖尿病など、さまざまな病気の引き金になります。症状が進むと会話もできず、食事できず、睡眠までできなくなり「まるで蛇の生殺し」のような状態になります。見た目にも悲惨な状態が続き。「息を吸えるのに吐き出せない」状態になるのです。水に溺れてもがき苦しんでいる状況を想像して下さい。そして呼吸苦から会話もままならず、食事も思うように取れなくなります。このつらさから逃れるために眠ってしまいたいと思っても、睡眠さえもうまくとれないのです。COPDは、すぐに亡くなることはなく苦しい時間が長く続くという意味では死よりも怖いと言われているのです。私は10年間このような状況が続き、人工酸素呼吸器を頼っていなければ生活ができなる身体障害者です。あなたはそれでもタバコを吸いますか????

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