「受動喫煙防止」希望し寄付 美唄市にふるさと納税相次ぐ
【美唄】北海道内の自治体で初の「受動喫煙防止条例」を制定した美唄市に、受動喫煙防止への活用を希望する、ふるさと納税が相次ぎ寄せられている。市議会で条例案が可決された昨年12月11日以降、条例に関連して集まった寄付は道内外から8件、計32万円。豪華な返礼品を用意し、寄付の獲得競争を展開する自治体も目立つ中、専門家は「制度の本来あるべき姿だ」と評価している。
美唄市によると、8件の寄付は条例成立直後の12月15~24日に申請があった。寄付者は「(今年7月1日の)条例施行の準備資金に使って」など、活用の目的を具体的に記述した。市は「予想外の反響だ」と喜び、条例周知に向けて新年度事業に役立てたい考えだ。
昨年12月から1月末までの寄付申請額は全体で1023件、1492万円だった。
ふるさと納税の制度設計に携わった千葉商科大の島田晴雄学長は、美唄市の例について「応援したいマチに寄付する制度の趣旨に合う。他自治体も、独自の取り組みを発信することにも目を向けてほしい」と指摘する。
【美唄】北海道内の自治体で初の「受動喫煙防止条例」を制定した美唄市に、受動喫煙防止への活用を希望する、ふるさと納税が相次ぎ寄せられている。市議会で条例案が可決された昨年12月11日以降、条例に関連して集まった寄付は道内外から8件、計32万円。豪華な返礼品を用意し、寄付の獲得競争を展開する自治体も目立つ中、専門家は「制度の本来あるべき姿だ」と評価している。
美唄市によると、8件の寄付は条例成立直後の12月15~24日に申請があった。寄付者は「(今年7月1日の)条例施行の準備資金に使って」など、活用の目的を具体的に記述した。市は「予想外の反響だ」と喜び、条例周知に向けて新年度事業に役立てたい考えだ。
昨年12月から1月末までの寄付申請額は全体で1023件、1492万円だった。
ふるさと納税の制度設計に携わった千葉商科大の島田晴雄学長は、美唄市の例について「応援したいマチに寄付する制度の趣旨に合う。他自治体も、独自の取り組みを発信することにも目を向けてほしい」と指摘する。