今日は本業があり終わったら溜まりに溜まったメールを返信していたら終わってしまいエンジンは作れなかった。
そしてメールの中に「GPXエンジンをベースに1次側遠心クラッチに出来ません?」みたいなのがあったため、
エンジンを眺めながら少し考えてみた。
まず1番の難関となるのがオイルポンプかなぁ、と思ったんだが、
良く考えればクラッチの下側にあるカラーの代わりがオイルポンプギアのため、
その先に遠心クラッチを取り付けるだけだから何となく行けそうな気がする。
お次にミッションなんだがGPXはカブ系のケースのため、
カブの4速は入ってしまうしスターターギアも3速ミッションの場合は22丁に交換しなきゃダメだが4速なら確かそのまま使えたはずで、
しかし出来ればキックスピンドルはBタイプにしておいた方が始動で困らないはず。
あとチェンジスピンドルはカブ用が必要となるんだが、
使わないカブのエンジンからクラッチ側の部品を取り出して移植したり、
チェンジアームを4速用に交換したりすれば、
私の脳内では完成はしてしまっている。
ただ遠心クラッチは50ccの16枚ではダメで最低でもキタコさんの28枚プレートか、
出来れば武川さんの32枚プレートの強化遠心クラッチが必要で、
クラッチカバーや中の部品はカブから取り出して使えば、
GPX125改1次側遠心クラッチは理論上作れるって事になる。
GPXのパワーでカブの操作系の組み合わせなんて確かにゴキゲンなエンジンになるはずなんだけど、
遠心クラッチは滑り出したら本当に止まらないから、
出来ればクラッチのプレートではなく遠心ウエイトの当たり面のプレートは定期交換部品と考えていただきたいかなぁ。
遠心クラッチを開けると分かるんだがウエイトよりプレートの方が傷が入り減ってしまうから、
滑り出したら直ぐ開けてチェックしてみていただきたい。
そして部品が揃えばデヤンの4速とトップクロスギアでクロスミッション化して、
キックもCタイプからBタイプに変更し、
クラッチはキタコさんの28枚強化クラッチにして、
試しにゲリラで作って販売しても良いかも。
ただドリブンギアやドライブギアなど新品で色々揃えなきゃだから、
何となくだがそこそこの金額になりそうな気はするし、
デヤンの4速も18,000円くらいするから、
簡単に計算してもエンジン代込みで10万円は軽く超える。
だから色々考えるとLIFAN125の方が安くなっちゃうんじゃないかなぁ、とは思うが、
GPXの腰上のパワーと1次側遠心クラッチにロマンを感じるって方がもしいたら是非作ってみたいもんだわ。