興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

真田幸村と片倉小十郎の歴史秘話

2010-11-02 06:50:40 | 歴史
昨今、歴女という言葉をよく聞くようになりました。

2008年後半あたりに生まれた言葉とされ、2009年NHK大河ドラマ『天地人』、カプコン『戦国BASARA』の影響等で、2009年からしばしば各メディアで取り上げられるようになりました。

2009年のユーキャン新語・流行語大賞にトップ10入りしたほどです。

関ヶ原の古戦場や城跡などに、歴女の観光客が増えているそうです。

ちょっとした武将ブームが巻き起こっているみたいです。

2009年(平成21年)の宮城県知事選では、広報用ポスターに本シリーズに登場する伊達政宗が使用されました。



歴女という言葉が発生した同時期に全国的にゆるキャラブームも起こっており、国宝彦根城築城400年祭のイメージキャラクターであるひこにゃんをはじめとする各キャラでの相乗効果があり、日本各地の史跡に多くの女性が訪れているそうです。

ゆるきゃらも全国各地でヒートアップしています。

武将の話に戻りますが、仙台市が今年「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」を編成し、宮城県内の観光地・イベントに出陣して、観光客などをおもてなししているようです。3月までというのがちょっと残念です。

武将の人気の上位に、我が伊達藩主「伊達政宗」、白石城主で伊達の家臣の鬼の小十郎とも呼ばれている「片倉小十郎」、伊達藩にゆかりのある「真田幸村」などがおります。

前置きが長くなりましたが、河北新報に「真田幸村と片倉小十郎、秘められた歴史」が掲載されました。

どういう内容かといいますと、幸村は大坂夏の陣(1615年)で自ら徳川家の本隊に突撃。本陣を総崩れにするほど活躍したが戦死し、長男幸昌も自害したため幸村の家系は途絶えたと伝えられてきたのですが、徳川方についた伊達家の重臣で白石城主の片倉小十郎重綱が、幸村の次男大八をひそかに引き取って養育したそうなんです。このエピソードはあまり知られてこなかったようです。伊達家は大八が幸村の血縁であることを秘密にしたまま家臣とし、蔵王町東部の矢附(やづき)、曲竹(まがたけ)に領地300石を与えたとか。両地区には今なお、幸村ゆかりの子孫が数多く暮らしているというということです。

宮城県蔵王町は、「日本一の兵(つわもの)」とたたえられた名将真田幸村の血縁である仙台真田氏の知名度向上のため、6、7の両日には「ふるさとの歴フェス 仙台真田2010IN蔵王」と銘打った歴史イベントを開催するそうです。

歴女の皆さんだけでなく、歴史に関心のある方にとって、興味のあるイベントだとおもいます。ひょっとしたら、伊達武将隊も応援に現れるかもしれません。現代版戦国絵巻が見れるかもしれません。

歴史の大きな流れは、学校でも習ったので知っているんですが、あまり語り継がれていない小さな歴史には、なんとも興味をそそられますね。


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ありがとうございました。<感謝>


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